仕事が速い人には理由がある

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毎日膨大な量の書類の追われ、行事の準備に走り回っている皆さん。

あなたは仕事が速い方ですか?

園を見回すととても仕事の速い保育士は必ずいると思います。

いつも仕事に追われて疲れている人にとってはテキパキと仕事をこなす保育士は不思議な存在でしょうか?

実は仕事が速いのには訳があるのです。

その理由を知って、あなたも仕事を速くこなせる保育士になりましょう。

 

◯仕事の「遅い」「速い」

締め切りのある仕事に対して、締め切りギリギリで提出するのは「遅れている」とは言いません。

しかし締め切りよりも何日も前に提出した人と比べると「遅い」という見方もできます。

期日前に完成させた人はその分他の仕事に取りかかれたり、あるいはゆっくり休めるかもしれません。

「遅い」ことが悪いのではなく「速い」方が利点が多いという捉え方ができますね。

もちろん締め切りを過ぎるほど遅いのは論外です。

 

◯どうして仕事が速いのか

仕事が速い保育士を見ていると「え?いつの間にやったの?」と感じることがありませんか?

中には自分の時間を犠牲にして家で仕事を終わらせてしまう人もいるでしょう。

全てをそのようにしている人に対しては別に考えなければなりません。

全員が家でなんでもできるわけではないですし、本来保育園の時間内で終わらせることが望ましいからです。

今回考える「仕事が速い人」とは時間内でより効率的にできる人と考えてください。

では仕事が速い人のやり方を見てみましょう。

 

・仕事に取り掛かる前に優先順位を決める

保育士が交代で抜けて事務をする時を想像してください。

日誌・週案・行事の準備など、決められた時間の中でやりたいことはたくさんあります。

そんな時はまずやるべき仕事に優先順位をつけます。

日誌は今日中に書かなければならないが週案はあと2日猶予がある・・・などのように手をつける順番を決めるのです。

 

・一つの仕事の時間の目安が的確である

日誌なら15分、週案なら30分を目安に終わらせる・・・のように自分がどれくらいの時間で何が出来るのかを的確に知っています。

ですから、仕事が重なっていても自分でうまく時間の配分をすることができます。

いつも同じように記入する日誌などは特に、いつも同じくらいの時間で書く習慣がついています。

 

・やるべき仕事が目に見えるようになっている

毎日やるべき日誌等は別として、行事の準備・保護者会の準備・提出書類などのイレギュラーな仕事は常に「見える化」しています。

そのやり方はその人それぞれですが、付箋で印をつけて終わったら外す・色ペンでスケジュール帳に記入するなど自分が一目見てやるべきことがわかる工夫をしています。

仕事に取り掛かる前にまずその「やるべきこと」を確認しておけば、「あれも・これも」と後から思い出して慌てることがなくなります。

 

・字を書くのが速い

そもそもの話になってしまいますが、仕事が速い人は、字を書くのが速いのです。

しかもその字は綺麗な場合が多いと感じます。

スピーディーに仕事を終えても、誰も読めないような字を書いていたのでは意味がありません。

決して慌てて字を書いているわけではないということですね。

おそらく頭の中で、文章が次々にまとまっていくのでしょう。

「今日は」と書いている時には頭の中にはもう次の文章が形になって存在しているのですね。

 

これはピアノを弾く時と似ています。

ピアノの演奏をする時には1小節先の楽譜を見るものなのですが、書くのが速い人は書きながら次の文章が見えているのですね。

まさに音楽を奏でるように、仕事をこなしているのでしょうか。

 

◯あなたができること

あなたが、まだまだ「速い仕事」ができていないとしたら、何からなら取り組めるか考えてみてください。

まずは日誌を決めた時間内に書いてみましょうか?

付箋にやるべき仕事を書いてみますか?

何か一つ行動することで、何かが変わるかもしれません。

ぜひ試してみてくださいね。

 

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