【完全解説】保育士服装の基本

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保育中の服装について、どんな服装がいいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

子どもの安全や保護者の目も考えて、自分好みの服を選ぶのって想像以上に大変ですよね。

ここでは、新人さんもこうしておけばひとまず安心!という保育士さんの基本スタイルから、保育士さんならではの服装を選ぶ際のポイントをご紹介します。

週末お買いものに行こうと思っている方は、選ぶ際の参考にしてみてください。

 

1.保育士の服装 基本スタイル

春服1

保育士さんの基本スタイルはTシャツに長いパンツスタイルが一般的です。

毎日元気な子どもたちといっしょですから、まず「動きやすい」というポイントは必須ですね。

しゃがむとき、うつむくときにも服を気にせずに動くことができるかというのは大事なポイントです。

また、毎日送り迎えに来る保護者の目も気になるところです。

大切な我が子を預ける先生ですから、保護者もしっかりチェックしていますよ。

保育士にふさわしくない印象を与えてしまっては信頼関係も築きにくくなります。

華美な服装にはならないよう注意しましょう。

 

2.洋服を選ぶ際のポイント

保育士さんが仕事中の服を選ぶ際には、子どもの安全を第一に考える必要があります。

子どもは何でも口に入れてしまいますから、ボタンが取れてしまうといった大人にとっては些細なことでも大きな事故に繋がる可能性があります。

ここでは保育士さんが洋服を選ぶ際に確認するべきポイントをご紹介します。

 

2-1.汚れても自宅で気軽に洗えるもの

子どもを抱っこすることが多い保育士さんの服は、子どものよだれや鼻水で毎日汚れます。

特に0~2歳児クラスの先生はそういう場面が多いかもしれませんね。

毎日自宅で気軽に洗える素材の洋服を選ぶようにしましょう。

 

2-2.仕事の服は平均3,000円~5,000円

保育士さんの仕事用の服にかける金額は、一着あたり3,000円~5,000円程が一般的です。

すぐに汚れる、子どもに引っ張られるなど、仕事の服にはあまりお金をかけたくない保育士さんは多いですよね。

そんな保育士さんに人気のブランドは、ユニクロ、GAP、g.u.です。

他にも、無印良品、ローリーズファームのトップスやforever21、H&Mのパンツも人気があるようです。

 

2-3.ビジューなどの飾りはNG

保育士さんは子どもを抱っこしたり、いっしょに走り回ったりすることも多いですよね。

ビジューなどの飾りが付いていると、子どもの顔や体に傷をつけてしまい、思わぬケガに繋がる恐れがあります。

また、ビーズなど取れやすい飾りの場合には、子どもが誤って飲み込んでしまう危険もありますので、飾りのある服は避けましょう。

 

2-4.ボタン付きの服は要注意

ボタンの付いている服も注意が必要です。

取れたボタンを口に入れてしまう可能性がありますので、ボタンが取れかかっていないかどうか、着るときには毎回必ずチェックするようにしましょう。

 

2-5.ひも付きやフード付きもNG

子どもに後ろから引っ張られて自分が転倒してしまうという危険はもちろんですが、子どもがフードをつかんでいることに気付かず急に立ち上がった際に子どもが転んでしまう危険も考えられます。

また、ひもやフード付きの服装は子どもを抱っこして移動する際など、自分の服がどこかに引っかかってしまうと、子どもに怪我をさせてしまう恐れがあります。

様々な危険を想定して、少しでも保育中の事故に繋がる可能性のある服装は避けましょう。

 

2-6.胸元の開いている服はNG

保育士さんは普段から子どもと目線を合わせるために、中腰の姿勢になったり、うつむく姿勢が多いです。

その度に胸元が開いて下着が見えてしまうような服装は、ふさわしくありません。

また、胸元が開いているような服装はうつむかなくても、下着の肩紐が見えてしまう場合もあります。

試着する際には、胸元の開き具合は適切かどうか、うつむいても下着が見えないかなど試着室の鏡を見てしっかり確認するようにしましょう。

 

3.季節別 保育士の服装選びのポイント

お散歩に行くことが多く、四季の移ろいを感じる機会が多いことは、保育士さんの仕事ならではの特徴の一つではないでしょうか。

ここでは、季節ごとの保育士さんの服装選びのポイントと、お散歩用に準備しておくと良いアイテムをご紹介します。

 

3-1.春の服装選びのポイント

春2

春は、薄手ロングTシャツにパンツというスタイルが一般的です。

一日動き回ることの多い保育士さんは、薄手のロングTシャツ、または暖かくなってくるとすぐに半袖を着てしまう保育士さんもいるそうです。

また、保育士さんは、春からお天気の良い日にお散歩に行くことが多くなりますよね。

実は、春からUV対策を意識している保育士さんはとても多いです。

そんなときの強い味方がUVカットカーディガンです。

まだ日焼け止めを塗るのは面倒に感じる時期ですが、カーディガンであれば羽織るだけでUV対策ができるのでおすすめです。

 

≪おすすめ商品≫

ユニクロ UVカットカーディガン     ¥2,290

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/087260

g.u.    UVカットVネックカーディガン ¥1,229

http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/257199-01?_ga=1.143339958.289586977.1457313558

 

無印良品  オーガニックコットン強燃UVカットVネックカーディガン ¥2,980

http://my.muji.net/jp/items/4549337180864

 

3-2.夏の服装選びのポイント

夏2

夏は、Tシャツにパンツスタイルが圧倒的です。

春とは少し気分を変えて、パンツを7分丈のものにする保育士さんも多いようです。

暑い時期は、少しでも涼しくなるよう工夫したいですね。

そんな中、現役保育士さんがお散歩のときに使っているのがロングタイプの手袋、アームカバーです。

お天気が良くなると外に行く機会も増え、7~8月は紫外線が最も強くなると言われていますから、UV対策は欠かせません。

 

3-3.秋の服装選びのポイント

冬3

秋は、薄手もしくは少し厚めのロングTシャツにパンツというスタイルが多いです。

まだ夏の暑さが残る日もあれば、涼しい日、肌寒い日も出てきますから、秋は温度調節ができることが大事です。

厚手のカーディガンで温度調整できる上着を用意するようにしましょう。

お部屋の中では座って保育することもあるため、フード付きは避けたいですが、お散歩のときはパーカーもおすすめです。

 

3-4.冬の服装選びのポイント

冬は、厚手の服に長いパンツが一般的です。

外は寒いですが、子どもたちは寒さに負けず元気ですから、保育士さんも室内では常に動いていますよね。

裏起毛の服やヒートテックなど防寒対策が必要な方もいれば、冬でもそこまですると保育園の中では暑いという保育士さんも意外と多いです。

保育園の暖房の状況やご自身の体感温度で調整するようにしましょう。

冬のお散歩用には、暖かいアウターを用意しましょう。

こちらもパーカーと同様、お散歩のときにはフード付きでもOKです。

ダウンやモッズコートなど動きやすいものを選びましょう。

通勤のときのアウターと同じものを着る保育士さんもいれば、お散歩用に別のものを用意している保育士さんもいます。

通勤用のアウターが動きにくいものである場合は、お散歩用を用意しておくようにしましょう。

また、雪国で働く保育士さんの場合ですが、雪が積もった日には外で雪遊びをすることが多いですよね。

そんなときには、スキーウェアのパンツを用意しましょう。

雪の上に座っても濡れないように、しっかり準備することが大切です。

 

4.靴下を選ぶ際のポイント

靴下屋 3足 ¥1.080
http://portal.tabio.com/shop076/archive/date/2014/08?page=2

現役の保育士さんであれば、子どもに「先生の靴下可愛いね」なんて言われて、嬉しくなった経験のある方も多いのではないでしょうか。

靴下はカラフルなもの、また動物の顔になっているような可愛い靴下を選ぶ先生が多いようです。

特に、0~2歳児をもつ保育士さんは、室内で靴を脱いで靴下で過ごす時間が長いですよね。

1歳児にもなると、アンパンマンなどのキャラクターをしっかり覚えられますし、犬や猫を見れば、ワンワン、にゃんにゃんと動物の区別もしっかり付きます。

靴下ひとつですが、子どもの好奇心をくすぐる可愛いものを選びたいですね。

 

5.靴を選ぶ際のポイント

靴を選ぶ際のポイントは上履きと外履きに大きく分けられます。

靴は洋服と違って一度買うと長期間その靴で保育をすることになりますから、慎重に選ぶようにしましょう。

また、保育園によって傾向がある場合もありますので、事前に確認できると安心ですね。

5-1.上履き

上履きを選ぶ際は、脱ぎ履きのしやすいものを選ぶことが必須です。

紐のあるようなスニーカーは保育士さんの仕事に適していませんので、避けるようにしましょう。ここでは一般的な保育士さんの上履きをご紹介します。

3歳児以上のクラスになると、室内でもおにごっこやなわとび、ダンスや体操などをする場合もありますから、上履きを選ぶ際にはそういった点も考慮できるといいですね。

 

①教育シューズ

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これは一番脱ぎ履きがしやすいタイプの靴です。

靴全体が伸縮性の良い素材で作られているので、手を使わなくても脱ぎ履きが出来て便利です。靴底がゴム製なので、滑りにくく保育士さんの仕事に適した靴と言えます。

 

②スリッポン

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スリッポンは一般的に知られていますよね。

これは名前の通り、脱ぎ履きがしやすいことが特徴です。

履き口が大きく、靴全体の形状だけで足に固定させるような靴なので、ホールド性や歩きやすさには注意が必要です。

同じスリッポンと言っても、メーカーによって形状が異なりますので、いくつか試着をして、自分に合った形状のものを選びましょう。

 

③バレエシューズ

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バレエシューズは通気性に優れ、衛生面も安心です。

脱ぐときは非常に便利なのですが、シューズを履く際に足の甲のところに通っているゴムが裏返ってしまうこともあるのが難点です。

 

④ナースサンダル

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これも通気性に優れていることが特徴です。

かかと部分に可動式のベルトが付いていますが、靴ほどの安定感はありません。

3歳児以上のクラスで、上履きでも走ったり、ドッヂボールをするような活動的な室内遊びが多い場合には、避けた方がいいかもしれません。

 

⑤スリッパ

フランフランスリッパ

Francfranc
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室内で遊ぶ際にはみんな靴下になるという園もあります。

そういった園では、上履きはスリッパというところもあると思います。

その場合でも、スリッパの底は滑りにくい素材、あるいは滑り止めが付いているようなタイプを選ぶようにしましょう。

 

5-2.外履き

外履きは、お散歩や園庭で遊ぶときに使うことがメインです。

脱ぎやすさや履きやすさは、内履きほど重視していない保育士さんが多いようです。

紐付きのスニーカーを履く保育士さんも多いので、まずは今持っているスニーカーを使ってみて、先輩のスニーカーを見て新しいものの購入を検討するのも良いかもしれません。

 

①紐付きスニーカー

http://shop.newbalance.jp/products/newbalancem1400jgy.html

外履きは一般的な紐付きのスニーカーを選ぶ保育士さんも多いです。

ただし、お散歩や園庭に行く際には、子どもが靴を履くのも手伝わないといけません。

紐があるとは言っても、その都度紐を結ぶのは手間になりますから、紐を解かなくても脱ぎ履きができるものを選びましょう。

もちろん、ハイカットスニーカーなど、時間のかかるものは避けるべきです。

 

②スリッポン

【VANS】 ヴァンズ SLIP ON スリッポン V98CL CROCHET 15FA GRAY
http://www.abc-mart.net/shop/e/e1000207/

内履きほど脱ぎ履きのしやすさを重視しないとは言え、スリッポンは人気です。

内履きの説明でもお話した通り、履く部分の口が開きすぎていると脱げやすくなる場合もあります。

子どもたちと外で思いっきり走っても、靴が脱げる心配のないものを選びましょう。

 

③長靴

ハンターブーツ公式オンラインストア
http://www.hunterboots.jp/hunter/index.html

これは雪国の保育士さんに限られるかもしれません。

子どもたちは雪が大好きですから、雪が積もった後、晴れた日には必ず外で雪遊びをします。

雪合戦やかまくら作りなど、子どもたちといっしょに雪の中で遊びますから、膝までしっかり長さのある長靴を用意しましょう。

 

⑤帽子

カシラ帽子

 

CA4LA公式通販
https://store.ca4la.com/

帽子はお散歩に行く際、園庭で外遊びをする際のUV対策に必須のアイテムです。

帽子は持ち運びもしやすく、汗も吸い取ってくれるため、布タイプを選ぶのが一般的です。

麦わら帽子などは避けるようにしましょう。

そして何よりもUV対策のため、できるだけつばの広いものを選ぶことをおすすめします。

 

 

7.まとめ

いかがでしたでしょうか。

保育士さんならではの服装選びのポイントがいくつも発見できたと思います。

子どもたちにとって安全な保育環境を守るためには、保育士さんの服装も非常に重要な

要素となります。まずは子どもの安全を第一に考え、そのうえで自分らしさを出せる服装選びをしましょう。

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