保育士のみなさま。毎月訪れる園児の誕生会の出し物について悩んだことはありませんか。
誕生会は、その月に生まれた子どもたちが主役となってお祝いされる、特別な行事の一つです。
子どもたちには喜んだり楽しんだりしてもらいたいけれど、どんな出し物が好まれるのか、毎月の行事なので頭を悩ませる先生もいらっしゃいますよね。
こちらの記事では、子どもたちに受けがよい出し物をまとめてみました。
ぜひ、参考にしてみてください。
1、手品・マジック
手品やマジックは子どもたちに人気の出し物の一つですね。
- ペットボトルの水が色水に変わる
最初は透明な水だったのが、ペットボトルを振るとだんだん色のついた水に変わるというマジックです。あらかじめ、ペットボトルの蓋に絵具をつけておき、あとは子どもたちの前で振るだけという簡単なものなのでおすすめです。また、色水をさらに別の色に変えていくのも、楽しいのではないでしょうか。参考:youtube
【https://www.youtube.com/watch?v=1kK5Ng2mwJA】 - 新聞紙マジック 新聞紙がツリーに変身
用意するのは新聞紙とはさみだけというとても簡単な手品です。あらかじめ新聞紙を緑色に塗っておくなどすると、クリスマスツリーとしても楽しめそうですね。参考:youtube
【https://www.youtube.com/watch?v=UntIbJU4s24】
2、ペープサート・人形劇
「三匹の子ぶた」や「ももたろう」など、誰もがよく知っている童話も、演じる保育者の話術や演じ方によって印象も変わるので、ペープサートや人形劇としてやっても面白いですね。
3、人間劇
もし、先生方3~4名で出し物の用意ができるのなら、劇を行うのはいかがでしょうか。
題材としては「大きなかぶ」や「金のガチョウ」など、繰り返しのセリフがあったり、子どもたちも参加できそうなものがいいですね。
配役やラストシーンなど必要最低限の設定をざっくり決めておき、当日にアドリブで演じていくのも面白いのではないでしょうか。
参考:youtube
【https://www.youtube.com/watch?v=pJQTpqcsAjw】
はちまん保育園(福井市)
4、ゲーム
子どもたちがみんなで参加できて楽しめるゲームは出し物の定番と言ってもいいですよね。
- 物当てゲーム
ついたての間に出てくる物が何かを子どもたちに当ててもらうゲームです。片方から物を投げるのですが、やかんやぬいぐるみ、ボールなど、意外とわからないものも多く盛り上がります。難しい物の場合は、投げるスピードを徐々にゆっくりとしてみるのもいいですね。
最後に先生が顔を隠して飛び出て誰なのか当ててもらうのも、子どもたちに喜ばれますよ。 - 影絵当て
ヒントとなる動物や果物の影を見て子どもたちに当ててもらうゲームです。画用紙の表に影を描き、裏面に正解の絵を名前と共に書けば、ひらがなを覚える練習にもなっていいですね。 - おちたおちた
「お~ちたおちた、何がおちた」というリズムに合わせて子どもたちとやりとりする手遊びゲームです。「お~ちたおちた」を先生側が、「何がおちた」を子どもたちが歌い、先生が落ちたものを言っていきます。それに合わせて子どもたちがジェスチャーを行います。特に準備するものはなく、また子どもたちが大人数でも楽しめるのでおすすめです。参考:youtube
【https://www.youtube.com/watch?v=xyRak6a_doQ】
あそびのタネNo.1 保育や子育てに役立つ遊び情報サイト【ほいくる♪】 - もうじゅうを狩りに行こう
先生が発した言葉と同じ字数の人数を集めてグループを作っていくゲームです。こちらも準備するものはなく大人数の方が盛り上がるので、子どもたちの人数が多いときにおすすめのゲームです。「もうじゅう狩りにいこうよ」と歌い、歌の最後に集めたい人数の字数の動物を言います。例えば、「うし」なら2人、「しまうま」なら4人のグループを作ります。参考youtube
【https://www.youtube.com/watch?v=s71Gn7p8gAc】
保育室ぐらんでぃーる
5、紙芝居や絵本
紙芝居や大型絵本などは、図書館で借りることができ、少し練習すればすぐに演じられるものなので、誕生会の出し物にもうってつけです。
内容としては、子どもたちに人気な「アンパンマン」や「はらぺこあおむし」、「ぐりとぐら」などがおすすめですね。
登場人物が多いときは、役を何人かで分担すると物語にもより幅がでて、子どもたちを引き付けることもできます。
『子どもたちが静かになる裏ワザ』も参考にしてください。
参考:youtube
【https://www.youtube.com/watch?v=haOEwip4uyo】
6、エプロンシアター
胸当て式のエプロンを舞台に見立てて、エプロンのポケットから次々と登場人物となる人形が出てくるエプロンシアター。
この人形をエプロンにつけたり外したり、はたまたポケットに戻したりと、舞台となるエプロンを自由に使ってお話を進めていくことができますね。
「赤ずきんちゃん」や「三匹のヤギのがらがらどん」、「三匹の子ぶた」などは定番で、子どもたちからも喜ばれます。
エプロンシアターは、ポケットの中から何が飛び出してくるんだろう…というドキドキ感が味わえるため、子どもたちの注目を集めること間違いなしですね。
7、タオルシアター
タオルを使って身近な食べ物や動物などを作っていくタオルシアター。
白いタオルを使えば、おにぎりやサンドイッチ、ソフトクリームにわたがしが作れますね。
色付きのタオルを使えば、ひよこやぞう、カニなどの動物を作れるので、子どもたちにも喜ばれるのではないでしょうか。
また、作った動物をパペットに見立てて子どもたちに話しかけるのも盛り上がりそうですね。
8、まとめ
いかがでしたか。
園児たちに喜んでもらえそうな出し物をご紹介してきました。
どの出し物を行うにしても、大事なことは子どもたちの意識をそらさないことです。
あまり長い時間続けると子どもたちの集中力は切れてしまいます。
参加型の出し物にしたり、子どもたちの様子を見ながら語り掛けるのを忘れないことが大切です。
誕生会に向けてご準備、がんばってくださいね。