正社員保育士 求人の選び方・・・ポイントはズバリ!


正社員で保育士の転職をお考えのみなさん、まずはどんな求人があるか調べようと思ったけれど・・・
実際どうやって自分に合う求人を見つけたらいいのかよくわからないという方、意外と多いのではないでしょうか?

まずは自分が何を重視して、何を実現するための転職をするのか考えることが重要です。
しかし、求人情報を見ても何に着眼点をもって求人を見たらいいのかわからないままだと、たくさんある求人から自分に合う保育園を見つけ出すのは難しいですよね。

この記事では、正社員保育士へ転職する際にどのような点に注目して求人情報を比較したらいいのか、みなさんが判断できるようポイントをご紹介します。これまで何となく見ていた求人情報が、明確に自分が転職したい保育園なのかどうか判断できるようになると思いますよ。

 

1.正社員保育士の募集要項を見るときのポイント

募集要項を見るとき、みなさんはまず何を見ますか?
まずはお給料、基準にしている金額以上なら保育園について詳細の情報をチェックしてみるという方が多いのではないでしょうか。

お給料はもちろん大切な判断基準のひとつですが、意外にもその他に書いてあることに目を向けていなかったという方は少なくありません。

募集要項を見る際に知っておくと良い基本的な知識を振り返ったうえで求人を選ぶことで、「この保育園で働きたい、話を聞いてみたい」と思える保育園を選びましょう。

 

1-1.保育園の種類をチェックしよう

保育園にはさまざまな種類がありますが、どのような違いがあるかご存知ですか?
ここでは認可保育園、認証・認定保育園、認定こども園、病院内保育園、企業内保育園、認可外保育園の6種類に分類し、それぞれどのような保育士さんにオススメかご紹介します。

ご自身に合うのがどういう種類の保育園なのか考える際の参考にしてください。

 

①認可保育園

働く環境への安心感・信頼を求める保育士さんにおすすめの保育園です。
認可保育園とは、国が定めた設置基準をクリアして都道府県知事に認可された施設です。

主な基準としては、保育室・園庭の広さ、園児定員、保育士の設置基準、開所時間の定めがあります。
もちろん、火災設備や衛生面も一定の基準をクリアしています。

また、子どもたちが元気いっぱいに遊べるだけの広さが確保されていれば、室内遊びも外遊びも思いっきり楽しむことができ、子どものストレスが軽減される点もいいですね。

 

◆園児定員

20名以上という基準があります。

ですから、50人程の園もあれば100人以上の園まで保育園の規模は様々です。

◆保育士設置基準

0歳児おおむね3人につき保育士1人以上。

1歳児及び2歳児おおむね6人につき保育士 1人以上。

3歳児おおむね20人につき保育士1人以上。

4歳以上児おおむね30人につき保育士1人以上。

◆開所時間

1日11時間が基本です。

保育士の勤務時間は、1日8時間が原則です。

◆保育士の常勤・非常勤

基本的に常勤職員を確保することとされています。

実際には例外を設け、非常勤保育士も勤務できるようになっています。

 

②認証保育園

認証保育園は、東京都独自の制度です。

認可保育園同様に、自治体からの認証を受けている安心感を求める方におすすめです。

認証保育園には、A型(駅前基本型)とB型(小規模、家庭的保育所)の2種類があります。国の基準による従来の認可保育園は、設置基準の問題から大都市では設置が難しく、0歳児保育を行わない保育園があることなど、都民の保育ニーズに必ずしも応えられていませんでした。そのため、東京都は、地域特性に着目して独自の基準を設けています。

 

【A型認証保育園】

認可保育園に準じた設置基準で、屋外遊戯場は設置しなければなりませんが、公園など付近の代替となる場所でも良いとされています。

 

◆園児定員

20~120人

◆保育士設置基準

認可保育園と同様の配置基準です。

ただし、常勤保育士は6割以上とされています。

◆開所時間

13時間の開所を基本とします。

保育士の勤務時間は、1日8時間が原則です。

◆保育士の常勤・非常勤

常勤保育士は6割以上とされています。

 

【B型認証保育園】

認可保育園に準じた基準となりますが、A型より狭いスペースで保育を行う保育園です。

また、屋外遊戯場については特に規程がないので、設置していない保育園が多いです。

 

◆園児定員

6~29名

◆保育士設置基準

認可保育園と同様の配置基準です。

A型同様、常勤保育士は6割以上とされています。

◆開所時間

13時間の開所を基本とします。

保育士の勤務時間は、1日8時間が原則です。

◆保育士の常勤・非常勤

常勤保育士は6割以上とされています。

 

③認定こども園

認定こども園とは、幼稚園と保育園両方の要素を併せ持つ施設で、教育・保育を一体的に行います。保育士資格だけでは必ずしも応募できないというわけではありませんが、幼稚園教諭の資格も持っている方が望ましいです。

 

◆園児定員

20名以上

◆保育士設置基準

・短時間利用児

幼稚園と同様、35人の1学級に対し保育士1人。

・長時間利用児

保育園の基準を適用し、認可保育園と同じ基準です。

◆開所時間

開所時間は、地域の実情に応じて定められます。

短時間利用児・長時間利用児の共通時間は4時間程度です。

保育に欠ける子どもの保育時間は、1日8時間が原則です。

ただし、その地方の保護者の労働時間や家庭状況を考慮して定めるとされています。

◆保育士の常勤・非常勤

規程はありません。

 

④病院内保育園

小規模な保育園が多いため、園児一人ひとりに向き合った丁寧な保育を求める方におすすめです。

病院内保育園とは、病院及び診療所に勤める医師・看護師の子どもを預かるための保育園です。
院内保育の運営は企業への外部委託が進んでいるので、保育士さんは企業へ入社し、病院内保育室へ勤務するというスタイルが多いです。

シフト制で夜勤がある場合もありますので、確認するようにしましょう。

 

◆勤務日・勤務時間

病院により異なりますが、24時間365日子どもを預かっている保育園もあります。

シフト制により通常8時間勤務、週休2日制を採用している園が多いです。

◆夜勤

夜勤がある保育室もあります。夜勤の場合には、夜勤手当・深夜手当がつきます。

夜勤は月に2~3回という保育室が多いですが、入職前に必ず確認しましょう。

 

⑤企業内保育園

企業内保育園とは、企業内またはその近くに設置された保育園です。
規模がそれほど大きくない場合が多いので、少人数保育を希望している方、また土日休みの園に勤めたい方におすすめです。

その企業で働く社員向けに設置されていることが多いですが、待機児童解消のため社員以外の地域の子どもを受け入れる保育園もあります。
保護者が企業内に勤めている場合には、預かっている子どもが熱を出してしまった際などすぐに連絡できるので安心です。

 

◆休日

企業によりますが、例えば土日や祝日が休日の企業であれば、通常保育園での実現が難しいカレンダー通りのお休みも実現しやすいです。

◆行事

運動会などのイベントや季節行事が無い場合も多く、長時間の残業が発生しにくいです。

 

⑥認可外保育園

認可外保育園とは、認可保育園以外の子供を預かる施設の総称です。
主に、園庭の広さなどさまざまな設置基準の関係で、国の認可を受けていない保育施設のことを言います。

認可外保育園にも要項による設置基準はあり、認可を受けていないからと言って必ずしも認可保育園より劣っているというわけではありません。
しかし、実際には認可外保育園での事故率は認可保育園の4倍にも上ると言われています。

ベビーシッターや保育ママなどもこの認可外に当たりますから、1人だけで子どもを預かっている場合など、他の保育士の目がないために子どもの異変を見逃してしまったケース、あるいはきちんと保育がなされていないケース等が考えられます。

認可外保育園でも安全に保育できる環境が整っているかどうかは、確認する必要があるでしょう。

 

1-2.保育方針をチェックしよう

求人情報を見て気になる園があった場合は、その保育園の紹介文や保育園のホームページをチェックし、保育方針を確認しましょう。

保育方針は、今後みなさんが働くうえでもっとも重要なポイントと言えます。
基本的な考え方が一致していない保育園へ入職してしまうと、入職後そのギャップに苦しむケースも少なくありません。

ここでは、代表的な保育方針と言われる“ヨコミネ式”と“モンテッソーリ教育”について、ご紹介します。
実際には、この2つのどちらかに分かれるわけではなく、保育園独自の保育方針を打ち出しているところが多いですね。

①ヨコミネ式

子どもは競争し合い、少し難しい課題に挑戦することで能力を最大限に発揮するという考えの保育士さんに合う教育方針です。
子どもの意欲、やる気、好奇心を育てることがヨコミネ式の保育の考え方です。

ヨコミネ式教育法は、自ら考え、自ら判断し、自ら行動・実践することを目的としています。
保育の現場では、「読み・書き・計算・体操・音楽」を通して、「学ぶ力・体の力・心の力」をつけ、子どもが生まれ持った可能性を最大限に引き出すという教育方針です。

 

②モンテッソーリ教育

子どもの感性や想いを大切にしたいという方に合う教育方針です。
モンテッソーリ教育では、全てが子どもの生活を中心にしています。

子ども達の自発性、自主性が尊重され、子どもたちの自由な活動を重視します。
ですから、子どもは自分のペースで自分の興味や関心のある活動に満足するまで取り組むことができます。

また、異年齢交流により、年齢、興味、関心など、様々な子ども達が一緒に生活することによって、お互いに刺激を受け合い、学び合い、助け合うことを重視しています。

保育士は、環境を調えるとともに、子ども達に愛情をもって受け入れ、その個性を尊重し、自主性を大切にしながら、一人ひとりの子どもの「知りたい」「できるようになりたい」という欲求にこたえ、それを支えるよう配慮していきます。

 

1-3.お給料をチェックしよう~募集要項だけで判断するのは間違っている?~

ここまで保育園の基本的な違いを見てきました。
それでもやっぱりお給料の確認は必須ですよね。生活するうえで、お給料の金額は大切な判断要素の一つです。

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると保育士さんの平均月収は、平均22万円程です。
正社員の場合、月給から年金や社会保険料等が引かれ、1ヶ月の手取りは15万円程でしょう。

ただし、転職する場合、ポイントは経験により給与が変動することです。
求人情報の募集要項には、「○○円~」という書き方をされているのをよく見ますよね。
その保育園の最低額を表示している場合が多く、経験が長く即戦力となる方と経験がない方では給与額も変わるのが一般的です。

この経験に対する評価は保育園により異なります。
つまり、募集要項だけではみなさんが入職する場合の給与額は正確にはわかりません。

 

面接をしたうえで給与等の条件を正式に提示する保育園が多いですが、経験年数を伝えればおおよその金額は教えてくれる園もあるでしょう。
お給料が引っかかるけれど保育園自体は気になるというような場合は、ぜひ一度応募してみることをおすすめします。

自分が思っていた以上に、お給料をもらえるということも十分ありえます。
自分で直接は聞きにくいという方は、紹介会社を利用すれば、条件面など聞きにくいところはコンサルタントが確認してくれますから、相談してみるのもいいでしょう。

 

1-4.休日・休暇をチェックしよう

休日や休暇は、長く働くために重要なポイントになります。
正社員保育士の休日については、日曜日を休日としている保育園がほとんどです。
土曜日も含め、シフト制で出勤し、週休2日制を採用している園が多いです。

ですから、祝日出勤や夏休み、年末年始の出勤日数により違いが出てきます。
年間休日の日数を見て判断するようにするといいでしょう。

また、これから自分も子どもが欲しいと考えている保育士さんは、育児休暇制度について必ず確認しましょう。
そもそも育児休暇制度があるかどうかの確認はもちろんですが、育休取得実績も確認することが大切です。

育休制度はあっても、実際には取得実績がないもしくは取得率が低く、出産を機に退職していく保育士が多いという保育園もあります。
せっかく転職をして正社員保育士として勤める以上、その保育園で長く働きたいという想いはみなさん同じですよね。
入職前に確認し、安心して長く働ける環境が整っているかどうか確認しておきましょう。

 

1-5.正社員保育士向けの研修制度をチェック

最近では、海外研修を導入している保育園もあります。
海外への研修で、日本の保育園にはない考え方を身につけることにより、保育士としてさらなるスキルアップが目指せます。
日本の保育園だけでは経験できないことを経験したい、海外にも目を向けて新しい保育の考え方・知識を身につけたいという方におすすめです。

その他にも新人研修や3年目研修など段階に合わせた研修を取り入れている園は多くあります。
研修を通し学んだこと、気付いたことを保育の現場で活かすことにより、みなさんの保育の幅も大きく広がることでしょう。

 

2.正社員保育士の求人の探し方

それでは、実際に正社員保育士の求人を探してみましょう。
ここでは、求人を探す際の主な3つの方法をご紹介します。

2-1.保育士求人サイトで探す

◆メリット

求人が多く掲載されている点、インターネットを使い気軽に求人を検索できる点がメリットです。
本格的に転職活動を始めると決めたわけではないけれど、どのような求人があるか知りたいという方におすすめです。
まずは求人サイトで求人情報を見て、自分が転職すべきかどうか、今の園を退職しても転職先がありそうかどうか等現実的に考える際にも参考にできるでしょう。

 

◆デメリット

求人情報が更新されていないサイトもあります。

実際に保育士の人気求人は早々に募集が終了となる場合も多いです。

最新の情報かどうかは確認する必要があるでしょう。

 

2-2.ハローワークで保育士求人を探す

◆メリット

ハローワークへ出向いて希望条件を伝えて登録するところから始まります。
はじめの登録を面談しながら進められる点は安心できますね。

その場で気になる求人がすぐに見つかればハローワークの担当者が電話をして保育園へ問い合わせてくれます。
また、ハローワークは募集終了の場合求人を取り下げるルールが徹底されているので、募集が終了となっていることは少ないでしょう。

 

◆デメリット

自宅のパソコンから求人検索をして、気になる求人があればハローワークに問い合わせるというパターンになる方がほとんどです。
登録時は面談しながら話を聞いてもらいますが、事務的な内容が多いです。

例えば、条件に合う新しい求人が出たとしても、担当者から紹介の連絡を受けることはまずありません。
保育業界に精通しているわけではないので、イメージが伝わりにくいという方もいるようです。

 

2-3.保育士専門の人材紹介会社に登録する

◆メリット

保育士専門の場合、保育業界の知識があるコンサルタントが対応してくれます。

保育園との関係性が取れているので、みなさんからの質問や疑問にもすぐに答えてくれる場合が多いです。
さらに、関係性が深い紹介会社ではまだ求人サイトには載っていないような新しい保育士求人の情報をもっている場合もあります。

また、面接設定や条件の確認等もお願いできるので、紹介会社を通してより自分にあった保育園を探したい方におすすめです。
特に現在お仕事をされている方は、転職活動との両立は大変ですよね。
自分の仕事中もコンサルタントが求人を探し、保育園へ連絡を取ってくれるのは転職活動を進めるうえでメリットと言えるでしょう。

 

◆デメリット

面接調整や条件交渉などは間にコンサルタントが入ってくれることでメリットが生まれますが、保育園とのやりとりの間に常に紹介会社が入ることになります。
そのやりとりを煩わしいと感じる方にとっては、デメリットと言えるかもしれません。

 

◆参考サイト

① 保育の教科書求人版 http://hoikushi-kyujin.com/

全国の保育士求人を掲載しています。
コンサルタントに保育園を紹介して欲しい方におすすめです。

女性コンサルタントが多く、丁寧に話を聞いて保育園を紹介してもらえます。
サイト上に載っている求人以外に非公開求人もあります。
サイト上に希望園がない場合も、自宅周辺の保育園など募集状況を確認してもらえます。

 

② 保育のお仕事 http://www.hoiku-shigoto.com/

まずは自分で求人を探すという方におすすめです。
求人掲載数が多く、全国の求人を掲載しています。最新の募集状況は確認した方がいいでしょう。

 

③ 保育ひろば https://hoiku-hiroba.com/

条件重視で求人を探している方におすすめです。
保育園名が載っていないのでどの求人をチェックしたかは求人番号をメモする等把握できるようにしておくと良いでしょう。
条件を重視して求人を選びたいという方にはどういう内容でどのような条件での採用なのかが簡潔にまとまっていて選びやすいです。

 

3.保育園が正社員保育士に求める人物像

ここまで求人の探し方を見てきましたが、みなさんが働きたいと感じた保育園は誰でもいいから採用するというわけではありません。
それでは、保育園は正社員の保育士にどのような人材を求めているのでしょうか。

保育園が求める人物像を知り、自分がアピールできるポイントを探りましょう。

 

◆信頼して仕事を任せられる人

保育園は信頼が大きく影響する世界です。

たった一人の保育士の行動であっても保護者の気分を大きく害するような言動、あるいは子どもに重大な怪我をさせたなどということがあれば、瞬く間に悪い噂が拡がり保育園、法人全体の評判を落としてしまいます。

ですから、社会常識をもちモラルを守った行動ができる人、信頼して仕事を任せられる人であるというのは第一条件として挙げられます。

 

◆コミュニケーション能力がある人

保育士の仕事は、子どもたちとのコミュニケーションはもちろんのこと、いっしょに働く先生との連携が非常に重要になります。
保育士を経験されたことのあるみなさんは、先生同士が協力し合い、助け合って初めて子どもたちを安全に預かることができるというのは容易にイメージができますよね。

また、保護者に安心してお子さんを預けてもらうためには送迎に来る保護者との会話も重要です。
保育士さんがマメに報告をしてくれて、何でも相談しやすく話しやすい雰囲気であれば、保護者はこの先生なら信頼できると安心してくれるものです。

ですから、コミュニケーション能力が高いというのは保育園が採用したいポイントになるでしょう。

 

◆計画性をもって行動できる人

保育士の仕事は想像以上に計画性が求められます。

無意識で出来ている保育士さんも多いですが、常に次はこれをしよう、この前にこれを準備しておかなければと、保育士さんは常に計画を立て、計画を組み直し行動しているはずです。

このように1日の保育においてももちろんですが、正社員保育士は園全体の計画を把握したうえで、計画通りに物事を進められる計画性が求められます。

例えば、運動会やお遊戯会、卒園式などの行事がある際には、○歳児クラスでは何をするのか、どの曲を使おうか、本番までどれくらい練習の時間をとるか考えなければなりません。

また、父の日母の日、クリスマスなど、子どもたちと作るものは何にしよう、材料は何がいいか、いつどこからどのように材料を仕入れるか、決めることがたくさんあります。

そういった保育園の数々の行事について、全て段取りを考えなければなりません。
もちろん、クラスの先生同士で協力して準備を進めることが多いですが、保育士にとって計画力は非常に重要な能力と言えるでしょう。

 

4.正社員保育士の面接・見学

求人への応募後は、いよいよ面接・見学です。
求人を選ぶ段階では、文字での情報のみという場合が多いでしょう。

知り合いに話を聞いたという方も、やはり自分が働く保育園ですから自分で確認するのが一番です。
面接で確認すべき3つのポイントと、見学の重要性を知りましょう。

 

4-1.面接で確認すべきポイント

面接は自分が選んだ保育園が本当に入職したいと思える保育園なのかを確認する貴重な場です。
以前の職場を離れる理由を考え、その課題や不満の原因が次の職場では解決できるのかを判断するため、疑問に思う点はみなさんからも積極的に質問するようにしましょう。

それでは、面接を最大限活用するため、確認すべき3つのポイントをご紹介します。

 

①保育園の考え方・方針

面接では、保育園の考え方や保育方針を改めて確認しましょう。

施設長や面接官から説明を受けることにより、自分の認識に間違いがないか確認しておくことが大切です。保育への考え方が大きくずれていなければ、入職後に子どもへの接し方に違和感を覚えるということも少ないでしょう。

 

②正社員の割合と年齢層

保育園により、正社員の割合や年齢層が異なります。
正社員保育士の人数、パートの人数を確認することで、入職後の業務負担がどれくらいになりそうかイメージしやすいです。
パートの方が多いような場合にはそれだけの人数を自分が管理する立場になるわけですから、事前に把握しておいた方がいいでしょう。

また、現職で働く保育士さんがどれくらいの年齢層なのかということも聞いておきましょう。
入職が決まればこれから長くいっしょに働くことになる保育士さんについては、一番気になるところですね。
自分より若い保育士さんばかりという場合、自分は新人で先輩はベテランの保育士さんばかりという場合、それぞれ苦労が予想されます。

面接の際には、できるだけ詳細の情報を聞き、実際に入職するとどのような環境で自分はどのような立ち位置になるのか、その職場でやっていけそうなのかを確認することが大切です。

 

③雇用条件

給与やお休みについて、面接では聞きにくいという方もいらっしゃいます。
たしかに初めから給与の質問ばかりだと「この方はうちの保育園に入職したいというより、条件が全てなのかな」という印象を持たれかねません。

ですが、面接の最後に念のため確認したいと伝えるのであれば、保育園側も悪い印象にはならないでしょう。
現実的にその保育園に入職して長く続けられるかどうかに関わりますから、求人サイトやハローワークの求人票の情報を信用して判断するのは注意が必要です。

紹介会社を利用する場合であれば、面接後に担当コンサルタントへ確認や交渉をお願いするのもいいでしょう。
いずれにせよ、実際に自分が入職する場合の雇用条件については確認しておくようにしましょう。

 

④保育士の勤続年数

正社員保育士の勤続年数は、その保育園が働きやすい環境なのか、子育てと両立して仕事ができるのか等判断するうえで参考になります。
平成24年厚生労働省の発表によると、正社員保育士の平均勤続年数は7.8年です。

平均を大きく下回る場合はなぜこれまで正社員の保育士さんが退職されてしまったのか理由を確認できるといいですね。
例えば、自分の子育てを優先させて退職したといった理由が多い場合、自分自身は子育てが一段落しているのであれば同じ理由で退職をする必要はなさそうだとわかります。

現職の保育士さんの勤続年数が長ければ、実際に働きやすい環境なのだと安心して入職することができますね。
複数の園を検討している場合にも、比較しやすい指標となるでしょう。

 

4-2.入職前に保育園を見学しよう

保育園の中には、法人や株式会社が運営していて面接選考が本社という場合もあります。
そういった場合でも、入職前には実際の保育園を見学させてもらうようにしましょう。
みなさん自身も実際の園を見学せずに入職を決めるというのは不安ですよね。

面接や見学に行く前にはそれほど志望度の高くなかった保育園でも、実際に足を運んでみるととても雰囲気がよく自分に合っていると感じたなんていう保育士さんも少なくありません。

インターネットの情報や知り合いからの情報は、良いことも悪いことも実際とは違うということが大いにありえます。
みなさんがこれから働く保育園です。
必ずみなさん自身の目で「この保育園に入りたい」と思える園なのかどうか見学をして確認しましょう。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。
正社員保育士の失敗しない求人を探す方法をご紹介しました。

ご自身が何に重点をおいて保育園の求人を探すのか、転職活動の軸を考えるきっかけとなりましたでしょうか?
ご紹介したポイントを参考に求人情報を探し、興味のある園には積極的に問い合わせてみましょう。

「この保育園へ転職してよかった」「保育士になってよかった」とみなさんがやりがいを感じ、保育士の仕事に毎日誇りをもってお仕事できる保育園へ巡り合えることを心より祈っております。

保育士になりたい、保育士に興味のある方は
ぜひお気軽にご相談ください。