限られた保育士の数と保育の質 〜質の良い保育を持続しよう〜


日本全体が、待機児童問題を抱える中で行政では保育園数の増加を進めています。

しかし、悩ましいのは保育士の数不足ですよね。どこの園も先生たちの確保に困っておられるかと思います。また、パートの先生や経験の浅い先生を集めてしまうと、事故が起こりやすかったり、保育の質自体が下がったしまうのではないかと不安に思っている方も多いのではないでしょうか。こればかりは、行政や日本社会全体の背景が関係してくるため、園だけでは解決できない問題ですよね。

今回は、限られた先生の数で、保育の質をなるべく持続して良い保育をできる環境づくりについていくつかご紹介します。園全体で参考にしてみてくださいね。

 

園の行事が多いと、保護者の方は子どもの様子を見れる機会が増えて喜ばれると思います。しかし、一つの行事に対する先生たちの仕事の量やプレッシャーは計り知れないものだと思われます。それと同時に子ども達にも幾分か無理をさせてしまうことも多くなるのではないでしょうか。園の恒例行事であるからといって、昔と同じように、去年と同じようにと、決まりに凝り固まってしまうのはよくありません。社会背景の変化とともに園の状況は昔と同じ状況ではないことを認識しておく必要は大いにあります。保育士の数が確保できない今、先生の仕事は通常の保育に加えて他の業務ものしかかっていることは多くなっていることもあるでしょう。こんな時は、行事の重要性を改めて考え、行事への負担を改善することも良いかもしれません。保護者へ普段の園生活や成長ぶりを頻繁に見ていただくには、セキュリティーをしっかりとしてホームページやSNSなどを活用した写真投稿やブログ等でカバーできます。また、日頃からコミュニケーションをよくとって、様子を伝えてあげるようにしてみてください。

 

  • 他のクラスや他の先生の保育をみる機会を増やす

保育士の数が限られていているからといって、一人の先生への責任が重くなったり、正解か不正解かがわからないままの保育を続けてしまうことはよくあるのではないでしょうか。忙しさを理由に、自分の保育を自分で振り返ることはなかなかできませんよね。こんな時は、お隣のクラスに子ども達と遊びにいったり、一緒に給食を食べたりしてみるだけでも他の先生の保育の姿を見ることができて、自分の煮詰まった保育もスッキリすることがありますよ。誰でも保育に煮詰まってしまうときはありますから、息抜きに“先生同士のための保育”をしてみても良いかもしれません。子ども達も日頃と違った環境に喜びますよ。また、他の先生と一緒に保育をすることによって、他のクラスの子どもの様子や他の先生の真似したい所を見つけることができ、自然と自分の保育に対するモチベーションも変わってくるかもしれませんね。

 

 自分の保育観を大切にする

忙しい保育の中で、一番大切で一番忘れてしまうことは自分の保育観です。

こんな風に保育したい、子どもをこんな風に見てあげたいなど、それぞれの先生には理想があると思います。園の方針もあるかと思いますが、この保育観は先生にとってはとても重要な観点です。保育はこうあるべきだというビジョンが崩れ出していたら、一度立ち止まって、忙しくてもこれだけはやろうという事を何か決めて見ると良いかもしれません。子供達にとって、先生はたった一人の先生です。こういった保育観を大切にすることで、子ども達が持つ先生の印象はずっと素敵なものとして残っていくことでしょう。

 

厳しくなってきている保育の現場ではありますが、一人一人の先生が上記のようなことを少しでも気にかけていれば、忙しくても、先生の数が足りなくても、

良い保育は持続させられます。どうか、毎日の保育が作業のようにならないようにだけは気をつけていきたいですね。

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