子どもの¨出来ない¨を出来るに変えるコツ


1.2歳児の乳児クラスによく見られる子どもの姿。

「出来なーい!」とすぐに助けを求めてくること、ありませんか?

 

多くの子どもを見ている保育者にとっては「ひとりでいろいろできるようになってほしい」と思いながらも、一緒にやってみる・教えるという過程を飛ばしてついやってあげてしまう。

忙しい保育現場で働いていると、その気持ち…よく分かります。

 

その結果、いつまでたっても「せんせー!せんせー!…」色々なところから呪文のような呼びかけ。

毎日毎日疲れちゃう、なんてことありませんか?

そんなサイクルから抜け出し、子ども達との楽しい時間を過ごせるコツを考えていきましょう。

 

少しの心掛けと、言葉がけを変えるだけできっと抜け出せるはずです!

 

1、子どもの¨出来ない¨は本当?

子どもは大人の行動や表情・声色を大人の何百倍も敏感に感じています。

例えば、次の活動の準備をしている時や手が空いていない時に限って、出来ないとグズったり、先生やってとお願いされる。そんな事ありませんか?

そして、「ちょっとまってね!」「あとでね」など、ついつい手短に済ませてしまう事あると思います。複数の子どもを相手にしていれば、このようなことが起こるのは仕方のないことです。

 

そして、大人はつい¨出来ない¨という否定的な言葉に、反応してしまいイラっとしてしまう事ありますよね。

ですが子どもにとってはどうでしょうか。子どもは否定的な言葉を使っている意識など無いのではないでしょうか。

子どもは純粋なので、相手を傷つけよう、困らせようなどとは考えていません。

どちらかというと「見て!」「聞いて!」と自分自身のことがとにかく最優先です。

 

そこで、そんな時は変換術を意識してみて下さい。

例えば¨出来ない¨という言葉を→¨私を見て¨ ¨気づいて¨としてみたら、少し余裕をもって対応できるはずです。

子どもの言葉を直に受けるのではなく、一度変換をして受け取るようにしてみて下さい!

声かけや切り返しの仕方が変わってくるはずです。

 

子どもの¨出来ない¨は自分自身を見てほしいサインなのです。

 

2、子どもの出来ないには、種類がある

子どもの出来ないは、様々な場面で使われます。

パターンによって対応の仕方を使い分けるのも良い方法かもしれません。

 

まずは、どんなパターンがあるか考えてみましょう。

・食事や着替えなどその他、普段出来ている事を出来ないと言い甘える

・全くやった事が無く、出来るか分からないから出来ないという

・やった事はあるが、一度失敗をしていて怖くて出来ないという

・何だかよくわからないけど、とにかく出来ないと意地を張る…

・出来ないと言えばやってもらえる事を覚えてしまった…

 

などなど、子どもなりにも考えて発言しているように感じますね。

子ども大人の気を引くために必死なのです!

 

出来ないという言葉や否定的な言葉を聞いたときは、耳で聞くのではなく、ほんの少し子どもの顔を見るように心掛けてみて下さい。

 

今はどのパターンだろうと、観察することで日々の違いに気づくヒントが見つかるかもしれません。

子どもとの関わりで一番大切な事は、観察です。

保育園での勤務時代に「1に観察、2に観察、子どもを知るためにはとにかく観察!」とよく言われたものです。

 

子どもへの直接的な声かけやスキンシップも大切ですが、観察(見守り)をして一歩引いたところからも見えてくるものは多いにあります。

見守る事も子どもの成長にとって、保育者の仕事としてとても重要な役割です。

 

3、最後に…子どもの出来ないを出来るに変えるコツ

方法は、誰にでも出来る簡単なポイントを抑えるだけで、あとは日々の積み重ねのみです!

 

【ポイント1】     

否定的な言葉を使わない

「なんで出来ないの」「早くして」など大人の価値観や都合で否定してしまわないようにしましょう。

そういう時は、気持ちをグッと抑えて「頑張ってるね」「手伝ってあげようか」「一緒にやってみる?」

など、とにかく肯定的な言葉をかけてあげて下さい。

認められるということは子どもの心が満たされる重要なポイントです。

不思議なことに、自然と気持ちが落ち着くものです。

 

【ポイント2】

表情を意識する

子どもは相手の表情から様々な事を判断する傾向があります。

有名な実験で、赤ちゃんが透明の橋を渡る時、橋の反対側で待つ母親の表情によって、子どもはどのように行動するかを実験したものがあります。

結果、ほぼ100%に近い確率で母親の表情が明るく、大丈夫!と自信に満ちている場合、赤ちゃんは透明の床に見向きもせずに真っ直ぐに渡ってくるのです。

 

このように、表情は子どもにとってとても大事な判断材料となります。

子どもたちにとっては、園にいる保育者たちは母親変わり同然です。

長い時間を共にすること事で、信頼関係があります。

ぜひ、自信をもって子どもたちのやる気を引き出してあげてください。

 

少しの心掛けで子ども達の自信に満ち溢れた姿が見られるようになることと思います。

 

忙しい毎日の中でも深呼吸を忘れずに、小さな意識の積み重ねから、ぜひ試してみて下さいね!

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