大手保育園で保育士の給与最大15%引き上げ!


保育士不足の解消のため、大手保育園で保育士の給与を大幅に引き上げることが決まりました。

政府は待機児童の解消のため保育士の給与を2%引き上げるよう促す方針ですが、保育サービスの維持・拡大のため、大手企業がこれに先駆けて大幅な増額に踏み切ることになりました。

 

待遇改善  
JPホールディングス 全体で平均4%の給与引き上げ
ポピンズ 関東の正社員保育士の給与を15%引き上げ
ベネッセスタイルケア 正社員保育士にベアのほか手当増額
キッズコーポレーション 5年間働くとその年に限り、有給休暇5日増
人材確保  
京進 保育士の資格取得費用の大半を負担
アートチャイルドケア 通勤費の上限を撤廃
退職防止  
サクセスホールディングス 保育士経験のある社員が巡回し相談に乗る

 

ポピンズの給与引き上げは関東の約60ヶ所の認可保育所などに勤務する保育士、看護師など約700人が対象です。大卒の初任給も月給17,000円高くしました。

 

JPホールディングスは中途採用者を通信にキャリアや能力に応じて給与を引き上げます。

中途採用は基本給が新入社員と同じでしたが、昨年の春は平均8%(約17,000円)のベースアップを実施しますし、2年連続の給与改善で離職を防ぎます。

 

キッズコーポレーションは、一律1,000円だった定期昇給を4月から能力に応じ最大3,000円に増額しました。
幅を持たせることで意欲ある保育士のやる気を引き出します。

 

アートチャイルドケアは、通勤費の上限を撤廃し、これまでより遠方からも通勤しやすい配慮を行っています。

 

保育士の給与は保護者の支払う保育料、行政からの補助を基に各保育所が決めますが、平均月給は21万円と全企業に比べ約10万円低いのが現状でした。

政府は2日に閣議決定した「ニッポン一億総活躍プラン」で17年度末までに保育定員を50万人増やし、保育所への補助を手厚くし、月給を引き上げる方針を打ち出しています。

 

保育所は保育士1人当たりの子どもの人数が決まっているので、各社は足元で厳しさを増す人材不足対策を迫られている状況です。

現役の保育士さんにとって、こういった保育業界や国の動きにより給与引き上げが実現することは嬉しいニュースですね。

また、このような動きにより、資格があるのに働いていない“潜在保育士”の復職も期待されています。

ブランクのある方、給与が低く保育士さんを辞めてしまったという方も、再チャレンジするチャンスではないでしょうか。

参考:2016年6月7日日経新聞朝刊

保育士になりたい、保育士に興味のある方は
ぜひお気軽にご相談ください。