もうすぐクリスマス。
街でもクリスマスソングが鳴り、イルミネーションも点灯して
クリスマスのムードも高まって来ています。
保育園ではいかがでしょうか?
大人にとっては当たり前のクリスマスも
小さな子どもたちにとっては“初めて” “1回目” “2回目”
…と、実はあまり馴染みが無い、という意識はありましたか?
毎年経験することでクリスマスについて知り、
楽しみになっていくのですね。
今日はクリスマスに向けてわくわく出来る絵本をいくつかご紹介します。
ノンタン!サンタクロースだよ
作・絵 キヨノ サチコ
まずは子どもたちに大人気のノンタンシリーズから。
うさぎさんにはうさぎさんの、
くまさんにはくまさんのサンタさんが来ます。
ノンタンには来るのでしょうか?
読んだあとにみんなのうちにも来るのかなー?
と期待を持たせてあげたいですね。
ぐりとぐらのおきゃくさま
文 中川 李枝子
絵 山脇 百合子
こちらも大人気のシリーズ。
ラストにはぐりとぐらシリーズ特有の美味しそうなケーキも登場します!
あのね、サンタの国ではね…
作 嘉納 純子
絵 黒井 健
クリスマスじゃない時、
サンタさんは何をしているのでしょう?
子どもたちの素朴な疑問に答えてくれる一冊です。
以前、お遊戯会でこの絵本を題材にごっこ遊びをしました。
大人数のサンタさんが出てくるかわいい劇遊びになりました。
まどからおくりもの
作・絵 五味太郎
五味太郎さん独特の視点から描かれたしかけ絵本です。
サンタさん、そのプレゼントで本当に大丈夫?
と思いながらも大丈夫‼
最後にはみんなプレゼントを喜んでいるラストに見ている方も笑顔になります。
クリスマスのインタビュー
作 吉池 好高
絵 土屋 富士夫
「クリスマスってなんだろう?」という本来の意味も教えたいですよね。
子どもたちが過去にタイムスリップして
マリア様や町の人にインタビューをしていく内容なので、
同じ目線で意味を知っていくことができ、
「宗教の絵本」と肩を張らずに楽しめる一冊です。
あのほしについていこう
文 リンダ・パリー
絵 アラン・パリー
訳 みつはら ゆり
こちらもクリスマスの意味を教えてくれる一冊ですが、
パズルや迷路など仕掛けがたくさん!
読むだけでなく、遊べる絵本です。
(※宗教の絵本は園によってはNGな所もありますね。わからないときは確認してから取り入れてください。)
どうぶつやまのクリスマス(紙芝居)
作 わたり むつこ
画 久保 雅勇
ステキなクリスマスツリーが出てきます。
でも悲しそうな顔をしている主人公のクータ。
何故でしょう?最後は笑顔になれるでしょうか?
ツリーを飾る前後に読んであげたい紙芝居です。
てぶくろ
ウクライナ民話
こちらはクリスマスではありませんが冬にぜひ読みたい一冊です。
ステキな名前の登場人物たちのやり取りが楽しく、
子どもたちが大好きな絵本です。
こちらもごっこ遊びの題材にしたことがあります。
セリフも簡単で、好きな動物を選べるのでオススメです。
いかがでしたか?
クリスマスに向けて壁面作りやイベント準備等、
忙しいかもしれませんが「クリスマスって楽しいんだ!」
と認識するのは環境や周りの大人の働きかけがあってこそです。
最近では「アドベントカレンダー」といって、
クリスマスまでのカウントダウンをしつつ、
気持ちを高めるグッズもあります。
簡単に手作りもできますので活用してみてください。
子どもたちだけでなく、保育士の皆さんにとっても、
ステキなクリスマスにしてくださいね。