転職を考える保育園へ行くときは普段の保育を見て、面接でズバリ逆質問すべし!

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転職を考えている保育士の皆さんは、新しい職場に何を求めていますか?
お給料が高いことですか?お休みが取りやすいとか福利厚生ですか?それとも職場の人間関係ですか?特有の保育プログラムを行っていることですか?

保育士さんそれぞれに、転職先を決めるには決定的な何かがあると思います。
私自身も転職を経験しましたし、人事採用にも関わりました。
その際に感じたことをまとめましたのでご参考になれば幸いです

 

★園見学で感じる雰囲気は大事です!

転職をする際に必ず行って欲しいことがあります。それは園見学です。
単独運営の保育園でも複数の保育園を運営する大手法人でも必ず園を見学してください。

複数の保育園を運営している大手法人の場合、駅近くで設備環境などの条件が良い園を見学対象園にしている場合が多いので、大丈夫なら自宅から近い園を見学したいという風に法人が見学対象にしていない園の見学を希望するものいいかもしれません。

こちらが希望する園の見学ができるのなら保育の様子を見学してください。
見学者がいれば多少はかしこまった保育をする保育士さんもいれば、いつも通りに保育をする保育士さんもいれば、おかまいなしに大きな声で叱っている保育士さんもいるかもしれません。

現場の保育士さんたちに実際の保育の質問をし、子ども達との関わり方もじっくりと見学してください。
ご自分のインスピレーションで園の雰囲気を感じると思います。

 

★面接担当者に保育内容を逆質問してみること!

採用面接を受けることになった時、面接担当者に保育内容を逆質問してみてください。
最近は採用面接が現場の園長ではなく運営本部が人事専門職員を置き、本部がすべての決定権を持っているという法人が増えています。

その場合、本部の採用担当者が保育をどこまで分かって採用活動しているかを知るため、保育の専門的内容の質問をしてみてください。
たとえばどんな公園にお散歩に行くのですかとか、アレルギー給食のことなどを突っ込んで質問してみることです。

採用担当者をはじめとする運営本部が保育のことを全く分からず答えられなかった場合、現場と運営本部との間に溝があり現場の意見が反映しづらい法人の可能性が考えられます。
面接時に採用担当者として法人がどんな保育をし、どんな人材を必要としているかを答えられない法人はやめた方が無難です。

もし、運営本部全体が現場の園長や保育士たちと密にコミュニケーションを取り、現場の保育士や子ども達を大切に思い人材の採用をしているならば、必然的にこの園はどうとかこの園はどうなどの細かい情報が入ってきます。
しかし、運営本部が現場に出向くこともなく利益追求型の運営をしていると園長の意見に耳を傾けず、現場の保育士たちの様子も分からずで、結果的に運営側と現場との間に温度差が生じてしている場合が十二分に考えられるからです。

 

★自分がその保育園で働くイメージが持てますか?

転職を希望する園の見学を行い、本部の採用担当者とも面接を終え、本当にその法人の保育園で勤務できるか最終決定をする時が来たとします。
その時にこの法人が運営する保育園で自分が勤務する姿をイメージしてみてください。

自分が転職先の保育園に求めるものは何なのか。
給料の高さですか?福利厚生ですか?休みの多さですか?離職率の低さですか?残業のあるなしですか?付加価値の高い保育内容ですか?

自分の求める条件が整いイメージできるならいいのですか、できなければ他を探してみるのも悪くはないと思います。
また転職先を、保育士専門の紹介会社を通してさがすのも一つの手段だと思います。

自分だけでは集めることの出来ない法人の情報も紹介会社ならではの細かい情報網で得ることができます。
転職を考えている保育士の皆さん、保育士は国家資格で専門職です。
ご自分の仕事に誇りを持ち、後悔のない就職活動をしてくださいね。

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