保育の現場にいると、思わず「クスリ(笑)」と笑ってしまうことが度々あります。時には、大笑いさせられることも!
毎日どんなに忙しくて仕事が大変でも、子供たちの“迷言”に癒されます。
そこで、今回は、毎日元気な子供たちのおもしろ迷言をご紹介します!
1.氷もってきてあげようか!
ある冬の寒い日、子供たちに水が凍るのを見せてあげたいと思い、砂場のおもちゃに水を入れてお外に並べていた私。
「先生、先生。なにしてるん?」
子どもたちがどんどん集まってきます。
「うん、この氷をお外においていたら、明日凍るかなって思って。みんなにみせたいなー。」
子どもの一人が答えます。
「先生!そんなに氷がいるの??それなら氷ならぼくんちの冷凍庫にいっぱいあるよ!明日もってきてあげようか!」
私は、水が凍って氷になるところを子供たちに見せたかったのですが、氷なら冷凍庫にあるよ!という言葉に思わず笑ってしまいました。
2.後ろがいい!
長かった髪の毛を切ってショートカットにした私。
すっきりして職場に向かいました。
子どもたちは、私の周りに集まってきて、「先生髪の毛きったんだー!」と大騒ぎ。
そこで、私は子供たちに聞きました。
「ねぇ、先生、髪の毛短くなったでしょ?前とどっちがいいかな~?」
すると子供の一人がいいました。
「後ろがいい!」
私は大爆笑!
子どもって本当に面白いし、正直ですね!
3.ねえ、先生の名前なんだったっけ?
ヘルプでほかのクラスに入った私。
正直すべての子供の名前を憶えているわけではありません。
一人の女の子が私のところに「先生、一緒に遊ぼー」とよってきました。
どうしても名前が思い出せない私は、その女の子に聞きました。
「ねぇ、本当ごめんね。あなたのお名前なんだったけ?どわすれしちゃった。」
すると、女の子は少し考えていいました。
「私も先生のお名前わすれちゃった!なんだっけ?教えて!」
うーーん、参りました!
子どもに一本取られた気分です。
4.先生にプレゼントしたいなぁ!
私の勤務する保育園では、お泊り保育があります。
キャンプファイヤーのあと、みんなで手をつなぎお泊りするおうちに帰っていました。
空を見上げると、満天の星。
キラキラ輝いていてまるで宝石箱のよう。
お友達の一人が言いました。
「先生、ロマンティックな夜だねぇ!あの星をとって先生にプレゼントしてあげたいなぁ!」
私は子供の言葉にほっこり。
きっと、今夜子供たちはみんな素敵な夢をみてくれることでしょう。
5.うらめしや~!
お昼ご飯のあと、さっきまで遊んでいたHちゃんがみあたりません。
「Hちゃーん、Hちゃーん」
私は心配してずーっと名前を呼んで探しました。
もしかして…と思い、トイレのほうへいくと、突然ドアが開きます。
「うらめしや~!」
Hちゃんが両手を前におろしてお化けになって出てきたのです!
わたしはもうびっくり!
けれど、この子供らしい表現につい叱ることも忘れてしまいました。
でも突然いなくなったら心配するよ!
6.先生、にらめっこしよう!
保育園の行事が続き、私は少し疲れていました。
それが顔にでていたのでしょう。
突然子供が私に近づいてきていいました。
「先生!にらめっこしよう!」
そういって歌い出します。
「だーるまさん、だーるまさん、にーらめっこしーましょ、わろたらだめよ、あっぷっぷ!」
子どもの変顔に私は思わず笑ってしまいました。
「やったー!先生が笑った!」
子どもは大喜び!
元気のない私に笑ってほしかったのでしょう。
「ありがとう!」
思わず私はそういって、その子をぎゅっと抱きしめました。
本当子供は天使!
子どもが心配するような表情をしていた自分を反省すると同時に、子どもから元気をもらいました。
だから保育園での仕事はやめられない!
子どもの一言一言のつぶやきが私たちを元気づけてくれます。
今日はどんな発見があるのだろう?
そう思うと、わくわくドキドキ。
保育の現場には子ども達との楽しい瞬間がいっぱい。
沢山の子供らしいおもしろ迷言が私の元気の源!!
そう、子供たちの光る瞬間を見つけるのが私たちの仕事!!