全国の都市部を中心に深刻な状況となっている待機児童問題。
それぞれの県や市区では待機児童解消に向けて独自の取り組みを行っています。
中でも東京都中野区は、2017年4月1日時点で待機児童数をゼロにするために、2017年春までに保育定員を約1000人拡大することを発表しました。
これを受けて中野区では、定員80人の認可保育所を8施設、定員19人の認可小規模保育所5施設を誘致する方針です。
具体的には、保育所の貸借量の補助制度を拡充することで誘致を促すとのことです。
特に私立の認可保育所で割合が多い賃貸物件型の施設が開設しやすくなるのではないかと期待されています。
中野区の待機児童数は2016年4月1日時点で257人いるとのことです。
保育定員の拡大を急ぎ、待機児童の解消に向けて動き出しています。
参考:2016年6月22日日経新聞朝刊