働くお母さんにとって大きな助けともなる小規模保育所(ミニ保育所)。
このミニ保育所は原則として2歳までの乳幼児しか入れませんが、この年齢制限をなくして3歳以降も過ごせるように整備することを政府と東京都が決めました。
また、保育所を設置する場所の確保にも頭を悩ませていましたが、保育所の設置基準を緩めることで既存の建物を活用しやすくすることなども方針として組み入れています。
都内では共働き世帯のニーズを取り込んでいて、ミニ保育所を使う児童は4月時点で2015年比5割増しの4496人となっています。
今回の要請で年齢制限がなくなれば、3歳になっても同じミニ保育所で過ごせる子どもが増えます。
3歳以降でもミニ保育所で過ごせるようになったら3歳から保育所に入れなくなる「3歳の壁」も少なくなりそうですね。
参考:2016年9月9日日経新聞朝刊