気温も高くなる日が続き、トイレトレーニングを始めたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
どうやったらいいのか分からないという方もいるのでは。。保育士の観点からお話させていただきます。
まず準備!!
◯一緒にトレーニングパンツを見に行きましょう
一緒に見に行くことでまずかわいい、かっこいいパンツの存在を知らせていきましょう。
買わなくても存在を子どもにまず知らせることです。もしかしたら保育園で履いているお友達を見て、
「そういえばこないだママと似たような見にいったな」と記憶に留められます。
パンツを履くのは子どもです。親から無理やり勧められて履かせることは逆効果であり自分で履いてみたい!という自主性に訴えていくことが大事かと思います。
◯排尿感覚を知りましょう。
日中紙パンツがあまり濡れないことが増えたなと感じてきたらトレーニングの始めるチャンスです!でも、紙パンツが濡れているからトレーニングできないというわけではありません。
実際にいつもタプタプのおむつだった子がパンツに移行をしてトレーニングに成功した例もありました。
まず、親がお子さんの排尿に関して知ることが大事です。
紙パンツが濡れていないことが膀胱に排尿を留めてられるようになったというサインでもありますがもしかしたら脱水の可能性も考えられます。水分を十分に取った上で紙パンツの濡れ具合などを見ていただけたらと思います。
そしたら次のステップへ!!
◯トイレはどういう場所なのか教えていきましょう。
親がトイレをしている姿を見せることでトイレはおしっこや、うんちをする場所なんだと子どもに認識させることも効果的です。
また、トイレが楽しくなるように子どもが好きなキャラクターのものを壁に貼ったり置いたりし自らトイレへ行きたい!!と思わせる工夫も大切です。
シールやスタンプカードを作ってトイレに行ったら貼るなどのゲーム感覚でトイレに行けると無理なく勧められると思います。
◯無理強いはしない
トイレトレーニングを始める時期がちょうど自我の芽生えが出てくる魔の2歳児です。
履きたい!と言ってみたり紙パンツがいいと言ったりその日でいうことがコロコロ変わります。もう!さっきは履くって言ったじゃないの!!と親が少しでも苛立ってると子どもはすぐ察してしまいます。
また、遊んでいる最中にトイレ行こう!と誘うと遊びを中断されてしまい機嫌を損ねることもあります。
子どもたちは今は目の前の遊びに集中しています。大人としては漏らしてしまったら困る!早くトイレに連れて行きたいと思う気持ち…。どちらの気持ちもよくわかります。
まず、子どもにトイレへの誘う声かけをして乗り気ではなかったら無理やりトイレに連れて行かず自分で遊ぶことを選択したことを受け入れましょう。
もちろん、漏らすでしょう。
その時はだから言ったじゃない!と子どもも叱るのではなく気持ち悪かったね。と子どもの気持ちを受け入れつつトイレでおしっこしないと気持ち悪いんだと子どもに繰り返し経験をさせましょう。
中には一貫性を持てる子もいるかと思いますが親が一生懸命になりすぎるとその気持ちが少なからずとも子どもに伝わり逆効果になります。
自分の意思を伝えられるようになったんだなと長い目で子どもの成長を見守っていく気持ちを持ちましょう。周りの子と比べて自分の子はまだおむつだ。。と悲観的になってしまうかもしれませんがそれもその子の個性です!大丈夫!!!
最後に、、
子どものためにと一生懸命になる親御さんの気持ちすごくよくわかります。
ただそれが時には子どもへのプレッシャーに感じてしまう子もいます。子どもの姿は日々変わっていきますので今日ダメでも明日は違うかもしれないと広い心で進めていってあげることが1番大事かもしれません。