叱ると怒るは違う?


皆さんは子どもをきちんと叱ることが出来ますか?

叱るということは、ただ怒ることとは違います。

怒るは怒りに任せて子どもに当たること、
叱るは愛情を持って伝えることです。

保育士は子どもが好きで、
いつも笑顔で、何だか楽しそう・・・
と思っている人は少なくないと思います。

世間の印象はこのようなものですが、
実際の現場ではただニコニコとしているだけでは務まりません。

子どもたちは保護者の方が働いている時間、
一日の殆どを保育園で過ごします。

保育園は子どもたちにとって生活の場です。
共に生活していくからこそ、
時には厳しい態度で保護者の代わりとして向き合うことも必要になってきます。

単に厳しく向き合うといっても、
感情に任せて怒っていては、子どもに大切なことが伝わりません。

ですが保育士も人間ですからカッとなってしまうこともあるとは思います。
そんなときには一度冷静になり、愛情を持った叱り方をすることが大切です。

行動の一つ一つに何でもかんでも
ダメ!と子どものことを縛り付けてしまうことは良くないことですが、
いけないことをした時、危ないことをした時には、
しっかり目を見て厳しい表情でなぜいけないのかを伝えます。

そして、何か物事を上手に出来た時などは
思い切り褒めてあげるというメリハリが大切です。

 

子どもは大人のことをよく見て、真似をします。
楽しい時もふとした生活の場面も、
怒っている時も悲しんでいる時も、
気が付くと子どもが保育士のことを真似ていて驚くことが多々あります。

子どもたちは真似っこが大好きです。
何でも見て覚えます。
そして私たちの表情もよく見ています。
叱る時、もし大人が中途半端な表情をしていた場合、
子どもは叱られていると認識しません。

表情や声のトーンから、
私たちが真剣に向き合っているかどうか判断しています。

たとえ3歳以上の会話がしっかり出来る子どもではなく、
1歳の子どもでも、自分の気持ちをしっかり持っていて、
大人のことをよく観察しています。

子どもだから分からないだろうと私たち保育士が考えていては、
子どもになめられてしまい何を言っても
心に響かない状況になってしまいます。

 

叱ることも大切ですが、
叱った後に何か良いことをした時褒めることが
子どもたちとの信頼関係を築くのに最も重要です。

例えば、普段履くことの出来る靴下を履かずにいて叱られたとします。
その後に上手に靴下を履けた時に、
いつも以上に褒めること・叱ったことのフォローをすることで、
子どもとの良い関係作りへの一歩になります。

私が子どもたちと接していく中で思うことは、
子どもは私たちが考えているよりずっと大人だということです。

私自身、2歳児の担任を1年間勤めた経験があります。
毎日同じことの繰り返しのような日々の中でも、
子どもたちの毎日の成長には本当に驚かされる日々でした。
昨日出来なかったことが次の日には出来るようになったりすることはもちろんのこと、
保育園では変わりなく遊んでいたのに、
保護者の方が迎えに来たら泣いて迎えてみたりと、
幼いながら色々な気持ちを持って生活していることに気付かされました。

保護者の方には代われないけれど、
保育士は保育園の中で長い時間生活を送る子どもたちにとっては
お母さんやお父さんの代わりにならなくてはいけない立場だと思います。

だからこそ、子どもたちの気持ちに寄り添って
全力でぶつかっていかなくてはいけないと考えます。

 

最後になりますが、子どものことを理解して、
子どもに愛情を注ぐことが保育者として大切なことだと思います。

子どもたちは日々成長して、
毎日私たちに色々なことを教えてくれます。

私たちが愛情を注いだ分だけ、子どもたちの笑顔が返ってきます。

大変なことが多い職業ですが、子どもたちの為に頑張りましょう!

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