コロナ禍の保育を考える 「情報編」


全世界が「コロナ」の恐怖に怯え、そしてとても疲弊しています。

皆さんの園では今何に困って、悩んで、そしてどうやって乗り切っていますか?

 

今回は「コロナ禍の保育」について考える「情報」についてです

 

◯消毒液

コロナウィルスをなくす為にアルコール消毒を大量に消費するので、「次亜塩素酸水」を使用するようになった時期がありました。

しかし今「次亜塩素酸水」は噴霧などして使わないように言われています。

 

この時気をつけて欲しいのは「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム液」「アルコール」という3

つの異なる物があるということです。

 

・「次亜塩素酸水」

塩化ナトリウム水溶液を、電気分解などして作られた物です。

物を消毒する為に作られた物で、手指を直接消毒するのには適していません。

空気中に噴霧するのも避けるように言われています。

吸い込んでしまうと害がある可能性があり、またコロナへの有効性も確認されていません。

 

・「次亜塩素酸ナトリウム液」

塩素系漂白剤を希釈した物を言います。

身の回りのものを消毒するのに向いている、強いアルカリ性の液です。

その為酸性のものと同時に使うと有毒ガスが発生します。

「混ぜるな危険」の商品ですね。

こちらも空気中に噴霧したり直接手指に使うことはできません。

園にある昔から使われている消毒液を見ると、この次亜塩素酸ナトリウム液である可能性が高いです。

 

・アルコール(エタノール)

手指の消毒に使えます。

病院で採血するときに「アルコール綿」を使いますね。幅広い殺菌に使える物ですが、手が荒れたり稀に皮膚が赤くなってしまうことがあります。

 

「次亜塩素酸水」が良いと言われて大量に購入した園もあるのではないでしょうか。

様々なことが混乱している今、新しい情報にはすぐに飛びつかないのが無難です。

専門家でさえ「まだよくわからないけれど」という前置きで発言している場合もあります。

園児に対して使うものは、その有効性・安全性が確認されたものから取り入れるようにしましょう。

 

 

◯3密を避けるには

政府からは「3密を避けましょう」と言われています。

「3密」とは密閉・密接・密集を指します。

保育士の皆さんならこれを聞いたときに「あー、まさに保育園のことだ」と思ったことでしょう。

私も「保育園で3密を避けるなんて無理」と声に出してしまいました。

 

今皆さんの職場ではどの様な対策を立てていますか?

 

・その方法は正しい方法ですか?

ネットで見かけた事例ですが、ソーシャルディスタンスを取る為に「椅子をテーブル代わりにして床にそのまま座っておやつを食べていた」そうです。

椅子や床は消毒が徹底されていたのでしょうか?

そもそもウィルスは口や鼻から飛んで出た後は、床に落ちていくものです。

そこに座ることは、ウィルスの中に飛び込んでいく様なものだと、私は思います。

 

その園ではおそらく考えに考えてたどり着いた方法をとっていたのだと思います。

しかし、一歩離れた視点で見れば、その方法は本当に正しいのかどうかが見えてくるはずです。

「一度決めたから大丈夫」ではなく、「本当に正しいのかな?」という気持ちで見直していきましょう。

 

・情報を共有しよう

地域にもよりますが、近隣に他の保育園や幼稚園、こども園があると思います。

ぜひ、情報の共有をしてください。

「うちの園ではこうしている」「こうやってみたけどダメだった」「政府はこの様な指針を出している」など、電話でもメールでも何かのツールを使い話してみてください。

 

3密を避けるための「これが正解」というものは保育園にはないと思っています。

それぞれの園の特徴を鑑みながら、今できる最善を探すしかないのですね。

 

・手を洗おう

どんなに距離をとっても、ウィルスがついた手で鼻や口をさわれば体内に取り込んでしまいます。

子どもたちはいろいろなところに触れます。

普段の手洗いの回数よりも多く手を洗う様に指導しましょう。

おもちゃで遊ぶ前に手を洗う。次の遊びに移る時に手を洗う。

そして、顔を触らない様に気をつけましょう。

 

 

◯保育園なりの「withコロナ」

ウィルスを消し去ることはできません。

完全に予防することもできません。

「ウィルスを倒そう」から「ウィルスはいつもあるんだ」という考え方に変えて

体に入れない方法を試行錯誤しながら探していきましょう。

 

私も何か情報が入ったらここで共有していきます。

あなたの園なりの「withコロナ」を見つけてくださいね。

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