「静かに〜」だけじゃ静かにならない時、子どもたちが静かになる方法〜保育の裏ワザ〜

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保育園でお話しや絵本の読み聞かせを始める前、なかなか子どもたちが静かにならないことってよくありますよね。
そんな時は「静かに~」とついつい言ってしまう・・・。
私は保育士になりたての頃、よく言ってしまっていました。

もしも、静かにさせるのではなく、子どもたちが自然と静かになる方法があったら、その方法を試してみたいですよね。
今回は、私ではなく・・・私が出会った素晴らしい先輩保育士たちが使っていた、子どもたちが静かになる保育の裏ワザをお教えしていきたいと思います。

《裏ワザその1》~小さな声で話す~

これは試したことがあるという方も多いかもしれませんね。
大きな声を出すのではなく、反対にとても小さな声で話し始めるという簡単なこと。
けれど、こんな簡単なことでさえ、保育士の卵だった当時の私には、裏ワザのように見えて、翌日にはもう真似をしたことを覚えています(笑)
先輩保育士のいいところはどんどん吸収していきましょう!

私は出席を取る時に、よく小さな声で呼んでいました。
小さな声で名前を呼ぶと、子どもたちからも小さな声で「はい。」と返ってきたりして、クラスみんなでその小さな声のやりたりを楽しんでいましたね。

 

《裏ワザその2》~口パク~

これは、その1の応用です。
小さな声どころか、口パクで話すというものです。パントマイムみたいですね(笑)

わざと大きく口を開けて口パクをすると、子どもたちがそれに気付いて静かになる、というものです。
最初は、子どもたちも面白がって笑うかもしれませんが、結果的に静かになるのでOKなんです。

静かにさせるというより、注目させて惹きつける、という方法でしょうか。
口パクは、誕生日会などでも盛り上がります。「聞こえないよ〜」「喋って〜」と子どもたちが必死で叫んでくれるのが、保育士としては面白くてたまりませんね。

 

《裏ワザその3》~初めての手遊びをする~

子どもたちは手遊びが大好きですよね。
ただ、裏ワザとしては普通の手遊びではなく、子どもたちの注目を集めなくてはなりません。

そのため、初めての手遊びには興味をそそられて静かになり、真似し始める、というものです。
私も、先輩保育士がする初めての手遊びは必死で覚えていました。
覚えられなかった時は、しつこいですが聞きに行ってました(笑)

更に言うと、保育園に、実習生が来る時は、大チャンスです!
手遊びも日々進化していますからね~。
新しい手遊びを実習生に披露してもらって、自分のレパートリーも増やしていきましょう。

 

《裏ワザその4》~子どもに先生役をやってもらう~

これはとても効果的です!
静かに待っていた子どもの中から選んでもいいし、逆に騒いでいた子を指名してもいい。
前に出て先生の隣で一緒に手遊びを披露してもらうだけでも、効果抜群です。

先輩保育士は、騒いでいた子を隣に呼んでいましたね。
呼ばれた子は、顔が真っ赤になって、とても可愛かったです(笑)
みんなの前に出る、ということはやはり大人でも緊張しますから、子どもにとっては大緊張なんでしょうね。

 

《番外編》~消灯する~

これには、私も驚かされました(笑)
びっくりしてしまうので、幼児さん向けですね。ただ消灯するのではなく、実は意味があって消灯します。

それは、ホラー系の怖い絵本(ドラキュラやフランケンシュタイン)などを読む前に限ってです。
導入の一部としてですね。

ほんの少しだけ部屋が暗くなっただけなのですが、子どもたちはそれだけで大興奮。
ホラー系の絵本の時は、私も真似して消灯して読み聞かせを始めると、驚くほどみんな絵本に釘付けになります。

 

《まとめ》

いかがでしたでしょうか?
今回は、子どもたちが自然と静かになる保育士の裏ワザをご紹介しましたが、試したことのないものはありましたか?
「静かに~」と声をかけるのではなく、少し角度を変えてみると、いろんな方法が見えてきますよね。
みなさんの保育の引き出しをどんどん増やしていってください!

 

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