言葉を変えると子どもも変わる!


毎日の保育の中でついつい子どもたちに「早く片づけしてね!」「○○するからこうして!」と強く言ってしまいがちです。
自分に余裕がない時やいそいでいる時は特に。

子ども達の発言を待って次の行動に移すことの大切さを知っていてもなかなかうまくいかないと落ち込んでしまう時もあり、新人保育士時代はどうしたら子ども達をうまくまとめられるか悩んだ時期もありました。
保育士を長年続け、大人の言葉がけを少し変えるだけで子ども達に変化が見られたという経験をし、ずいぶん気持ちが楽になりました。
そこで私が実践した言葉がけをお伝えしたいと思います。

 

「待っててね」から「見ていてくれる?」へ

1,2歳児の担任をしていた時、12人の子ども達を保育士2人で保育をしていました。
子ども達があれもしたいこれもしたいと興味を持ち、穴があったらつついてみたり、柱があったら叩いて音を出してみたりと、発達からすると正常なのですが、配置基準的には無理な保育内容で大人も子ども達もストレスフルな生活を送っていたと思います。
そんな時でした。

ある日私が給食前の手洗い時に「待っててね!」と言いながら順番に子ども達の手を洗っていました。
そうするとある子から「先生の横で見てるから!」と私のエプロンを握ってきました。
その時、そうか、子ども達は大人に待っていてと言われてもいつまで待てばいいのか分かりにくいのか。
だったら「待っててね」ではなく、「見ててね」に変えた方が良いのかなと思いました。

そう思った翌日から順番などを待たせる場合は「○君が終わるまで見てて!」に変えました。
そのとたん、子ども達が少しずつ見ながら待つということができるようになってきました。
それは子ども達に対して、終わったら自分の順番がくるという見通しを持たせるには効果的な言葉がけだったように思います。
1,2歳児クラスの先生で子ども達が待つことができずに悩んでいるなら、ぜひ実践してみてはどうでしょう。

 

色や形を言って片づけをしてみよう

散歩前、ブロックや積み木など、なかなか片づかなくて出発が遅くなった経験はないですか?
そんな時、「赤は誰が片づける?」「黄色は誰が片づける?」と色を決めて片づける方法を試してみました。
色の次は三角や四角などの形を言って片づける方法も試しましたが、効果が大きくて驚きました。

子ども達に「片づけて!」だけを言ってもまだ遊びたいという気持ちが残っていると片づけたくなくてなかなか言うことを聞いてくれません。
でも片づけもゲーム感覚で色や形を決めると片づけ自体が遊びになり、散歩に出る時間も早くなって、外遊びの時間が長く取れるようになりました。

色や形を言って片づける方法を取るようになってからは子ども達の方から「○ちゃんが赤色ないないする!」と自分達から色を言って来るようになり、自分が言った色や形が見えなくなるまで責任を持って片づける習慣が着きました。
言葉がけをちょっと変えるだけで子ども達は変わっていくんですね。

 

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