【新人保育士必見】1年目だけどもう今の園を辞めたい!


子どもが大好きで、保育士になるのが小さい頃からの夢だった。
資格をとって、ようやく保育士になったけれど、1年目にしてもう限界かも。
1年目ではあるけれど、もう今の保育園を辞めたいと思っている保育士さん多いですよね。

あなただけではありません、実際に保育士になって働いてみると想像していた職場と違ったと悩んでいる保育士さんはたくさんいます。

この記事は、保育士は続けたいけれど、今の保育園を辞めたいと考えている保育士さん向けに書きました。
1年目で辞めたいと悩む理由と解決方法、それでも辞めたい方へ次の保育園選びのポイントをご紹介します。

1年目に保育士を辞めたいと悩む4つの理由

1年目の保育士さんが悩むことの多い、4つの“辞めたい理由”をご紹介します。
他の保育園で日々頑張る同じ1年目の保育士さんも同じ悩みを抱えています。
そう思うだけで、少し頑張れそうな気がしませんか?

1-1.新人保育士の扱いがひどい

  • 新人なんだから自分から聞くべきと、初めの頃は散歩時間の変更などスケジュールを教えてもらえないことがありました。怒られても納得いきませんでした。(保育士/23歳)
  • 運動会の準備のとき、先輩が重い荷物を持っていました。まずいと思った時にはもう遅く、本当はこういう重いものは新人が持つのよと言われてしまいました。(保育士/20歳)

新人いびりのような目に遭い、悩む保育士さん、
そのような環境で萎縮してしまい本来の能力を発揮できないと悩む保育士さんが多いです。
毎日の保育で、「気が利かない」「新人のくせに」と何かにつけて嫌味を言われるとストレスが溜まりますよね。
新人は掃除や片づけ、重い荷物を持つなど何でも積極的に動いて当たり前でしょ、と先輩たちは思っています。初めての職場で何もわからない新人保育士さんにとっては、大きなプレッシャーですね。
しかし、新人に失敗はつきものです。
失敗を恐れずに先輩より先に先にと行動してみましょう。
失敗したときには、同じミスを繰り返さないように次から気を付ければいいのです。

1-2.持ち帰り仕事の量が多い

  • 月案は毎回自宅で作成するのが当たり前です。休日返上で、毎月書類作成に3時間はかかります。(保育士/20歳)
  • 行事前は睡眠時間を削って、衣装や小道具を作ります。休日に材料の買い出しから始まり、平日も帰宅後に家族にも手伝ってもらいなんとか作りました。(保育/22歳)
  • 毎月壁面製作を考えるのが新人の仕事の一つです。ハロウィン、クリスマスなどイベントがある月はいいですが、それ以外の月は装飾を考えること自体が大変でした。友達との約束を断って、制作をしたことも何度かあります。(保育士/20歳)

新人保育士さんが辞めたくなる原因の一つが、持ち帰り仕事の多さです。
本来リフレッシュして疲れを取りたい休日や、仕事に疲れて帰った後にまだ仕事が残っているのは辛いですよね。
毎月提出する月案等の書類作成、製作や発表会の衣装作りのため、休日は書類作成や製作に追われているという保育士さんが多いです。
子どもたちのことを思うと頑張れると思ってはいても、睡眠不足や休日に休めないのはしんどいですね。

1-3.保育方針が合わない

  • 音楽や英語、運動の時間とまるでお稽古のようで自由保育の時間が少ない。
    しかも、うまく出来ない子を叱るというのは疑問。(保育士/21歳)
  • 子どもの自主性を大切にするという方針には共感できて入職しましたが、あまりに理想が高く完璧を求めすぎる園でした。理念に意識が行き過ぎて、目の前にいる子どもに目を向けられていないように感じました。(保育士/22歳)

保育方針が合わず、子どものことを思うがゆえに自分はこのままこの保育を続けて良いのだろうかと悩んでいる保育士さんも少なくありません。
園長や先輩保育士が考える保育方針に疑問を感じると、普段の保育の中で考え方の違いが多くなりストレスが増えますね。

1-4.給料が安い

・あまりにも給料が安い。学生時代の友人の話を聞くと、保育士の仕事にやりがいはあるものの将来が不安になる。休日も満喫しているうえ、自分より給料をもらっていて羨ましく見えてしまう。(保育士/23歳)
・実家暮らしですが、一人暮らしをして自立したいと思っています。ただ、今のお給料だと正直生活費さえもぎりぎりになると思うと現実的に難しいですね。(保育士/20歳)

大事なお子さんの命を保護者の方から預かって、代わりに保育する保育士の仕事。
しかし、その責任の重さに対してお給料が安すぎることも新人保育士の悩みの原因です。
それでも可愛い子どもたちの顔を見るとお給料が安いという理由で、辞めるわけにはいかないと思ったりもします。
子どもが好きという気持ちと、現実的にお給料が安すぎるというジレンマに苦しんでしまうのも1年目の保育士さんに多い悩みです。

今の保育園を本当に辞めるべき?

何かと悩みの多い新人保育士ですが、本当に今の保育園を辞めて後悔しませんか?
辞めたいと思ったからと言って、そのときの感情に任せて退職するというのはまだ早いです。
本当に今の保育園を辞めるべきなのか考える際に確認したい、4つのポイントをご紹介します。一度立ち止まって考えてみましょう。

2-1. 人間関係の悩みを改善する余地はないか

先輩に嫌味を言われて苦しんでいる新人保育士さん、職場全体を見てみてください。
先輩は一人ではないですよね、来年違う先生とクラスを組むことになれば問題は解決されるということはないですか?
あなたが新人なりに一生懸命動いている、努力している姿を見てくれている先輩も必ずいます。年度が変わってクラスが変わると、環境も大きく変わったなんて話も聞きますよ。
自分一人で苦しまずに、周りに相談してみましょう。

また、嫌われているからと無意識に自分の方が壁を作ってしまっているケースもあります。
苦手な先輩に自分から積極的に話しかけるようにしてみる、相談をしてみるなどコミュニケーションをとってみる努力をしてみましょう。
努力を続けても先輩が理不尽な態度を取るようであれば、最終的には気にしないようにするのが一番かもしれません。

2-2.業務量は今の保育園が特別に多いか

保育士の約半数が1日1~2時間の持ち帰り業務があると言われています。
保育士さんが普段持ち帰ってする主な仕事をご紹介します。

  • 年間計画・月案といった指導計画書
  • 個人の保育記録
  • 園だより・クラスだより
  • 行事のための衣装や小道具づくり
  • 壁面製作
  • 誕生日カードの制作
  • 手作りおもちゃ
  • 卒園時・年度終了時のアルバム

いかがでしょうか?ほとんど当てはまるという方が多いです。
つまり、今の保育園から転職して別の保育園に行ったからと言って、解決しない場合も多いということです。
別の保育園への転職により本当に業務量が減るのかどうかはきちんと見極める必要があるでしょう。

2-3.保育への考え方を相談できないか

1年目ですから、先輩にいきなり意見するというのは難しいですよね。
しかし、質問する相談するという姿勢で話をしてみれば、園長や先輩がその人なりになぜそのように考えるのかを詳しく教えてくれるでしょう。
そのうえで、自分の意見を話してみるということが大切です。
合わないと決めつけず、話し合いの場を作ってもらうなど努力してみましょう。

2-4.給料は上がらないのか

実習先から内定をもらったから今の保育園に決めたという1年目の保育士さんは多いです。
他の保育園のお給料事情を気にしたことはありますか?
保育士1年目の平均給料は16~17万円です。
お給料が安いとお悩みの場合、他の保育園へ転職して今より上がる場合とそうでない場合があります。ご自身がお勤めの保育園がお近くのエリアの保育園と比較してみるといいでしょう。

次こそは失敗しない!保育園選びのポイント

それでもやはり辞めたい保育士さんへ。
辞めたい理由が明確で、今の保育園では解決するのが難しい場合は、転職という選択肢があります。しかし、転職という大きな決断をするからには、次の保育園こそは自分に合った保育園を選びたいですよね。
ここでは、そんな1年目の保育士さんへ次こそは自分に合った保育園を選ぶためのポイントをご紹介します。

3-1.保育士の年齢構成・勤続年数を確認する

先輩との人間関係で退職を決意した保育士さんは、特に注意したいポイントです。
今働いている保育士さんの年齢層を確認しましょう。
比較的若い方が多い保育園もあれば、ベテランが多く若い層が少ない保育園もあります。
経験1年以下の状態でご自身が入職することを考えると、若い方もある程度人数のいる園の方が働きやすいでしょう。
年齢の近い保育士さんがいれば、悩みも似ていますし、先輩から厳しくされた経験があれば、「自分は後輩にはここまで厳しくせず、優しく接してあげたい」と思っている先輩も多いようですよ。
また、勤続年数を確認すると、働きやすい環境なのかどうかを判断する基準になります。
保育士の平均勤続年数は7.6年です。
公務員保育士も入っているため、実際には4~5年程であれば通常と考えて良いでしょう。
勤続年数があまりに短い園は、新人があなたと同じような悩みで退職している可能性があるので注意が必要です。

3-2.園見学・体験入職ができるか相談してみる

退職理由に関係なく、共通して確認したいポイントです。
転職の際には、必ず園見学をさせてもらいましょう。
その園の雰囲気や先生と子どもたちの様子を見ることで、自分がその園に合うかどうか確認することが重要です。ホームページを見ただけでは、実際にどのような園なのかはわかりません。
また、体験入職を受け入れている保育園もあります。
見学以上に保育園の内部がよく見えますから、自分が前の園で悩んだことを解消できそうかという視点で見るようにしましょう。
例えば、先輩との人間関係に悩んだ保育士さんは新人保育士と先輩保育士のコミュニケーションの取り方をチェックします。
保育方針に悩んだ保育士さんは、保育士が子どもたちへどういう関わり方、声掛けをしているかをチェックするといいでしょう。

3-3.園長や先輩保育士から話を聞く

保育方針の違いに悩んだ保育士さんに特に気を付けて欲しいポイントです。
特に園長先生とは面接時などじっくり話す機会があると思いますから、園の方針や園長先生の考え方はしっかり聞くようにしましょう。
その際は、素直に以前の園の保育に関して、どういう点に疑問を感じていたか話しましょう。その違和感が解消出来るのかどうかクリアになって安心できます。

先輩保育士からもぜひ話を聞いてみてください。
その際は、この保育園で働いていて良いと感じている部分を聞いてみましょう。
現場で働く先輩保育士からの率直な意見は参考になります。
また、その先輩保育士の言葉の節々に、その保育園のことを本当に良いと思っているかどうかは自然と現れるものです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
1年目でもう今の保育園は辞めたいと思っている保育士さん、自分の気持ちを整理することはできましたか?誰でも新人のときは辛いことがたくさんあります。
今の保育園でもう少し頑張ってみようと思って頂いた保育士さん、やっぱり自分の状況はひどいから転職しようと決断できた保育士さん。
みなさんが、立派な保育士として活躍されるのを心より祈っております。

保育士になりたい、保育士に興味のある方は
ぜひお気軽にご相談ください。