保育士を目指している皆さん。
夏の予定は決まりましたか?
旅行でも、プールでも、花火大会でも、楽しい事をどんどん体験してくださいね。
でも、毎日遊んでいる……わけではないですよね?
今日は夏にオススメの過ごし方をお伝えします。
バイト募集の保育園を探そう
夏は保育士も夏休みを取るために、「夏季限定」のバイトを募集する園があります。
私がいた公立保育園では毎年学生の方がバイトに来ていました。
園に直接問い合わせてもいいのですが、役所の保育園を管轄している課に聞くと、色々な情報がもらえます。
実施していない園もあるので、必ず調べてから動いてくださいね。
バイトをすると見えるもの
夏の保育園のバイトは実習と違い、臨機応変に動くスキルが求められます。
水遊びの準備・片付け、子供の着替えの手伝い、食事の準備、午睡の準備、プールには入れない子と過ごす……。
数え切れない仕事が待っています。
また、夏の間に運動会の作りものをする機会もあるかと思います。
実習ではできない、見ることのできない様々なことが経験できます。
また、少ない職員の中で、保育士が全てを指示できない場合もあります。
「今、ここを片付けます」と自分からサッと動くようにします。
声を出して自分から確認するくせをつけましょう。
注意しないといけないのは、「勝手」と「臨機応変」は違うということです。
バイトを通して色々なことが学べますね。
ボランティアという関わり方もある
近くにバイトを募集している園がなくても、諦めないでください。
「ボランテイア」という働き方もあります。
お金をもらえないので「やる気にならない」という方もいるでしょう。
でも、普段見られない保育園での生活を間近で見ることができると考えれば、こんなに素晴らしい勉強方法は他にありません。
ボランテイアといっても、子供たちにとっては保育士と何も変わらない存在です。
しっかりとした気持ちで仕事として臨みましょう。
たまに、「ボランテイアだから、今日は休んでもいいか」と勝手に休む人がいます。
ボランテイアでも、約束をしている以上、保育の手としてカウントされています。
きちんとスケジュールを立てて、その通りに出勤しましょう。
急な休みも、もちろん連絡してください。
今後にどう生かすのか
まず、子供の様子を見られること、保育士の動きを見られることは実際の保育士になった時にとても役にたちます。
教科書には書いていないことがたくさん学べますね。
また、就職試験の時にも「保育園でのバイト」ということは有利になる場合があります。
「保育に意欲があるんだな」という印象を持ってもらえるといいですね。
さあ、夏の予定を立てる時にぜひ参考にしてくださいね。