冬も本番になってくると、
風邪やインフルエンザが流行ったりして外で遊ぶ機会も減ってきますね。
そんな時充実させたいのが、室内遊びです。
今回は室内で楽しめる遊びを紹介します。
ダンボールで夢の国
乳児クラスでも幼児クラスでも、ダンボール遊びは夢中になれる遊びです。
ままごとセットを作ったり、椅子やテーブルにしたり、
お家に見立てて中に入ったり
アイデア次第でどんなものにもなります。
大きなダンボールがあればみんなで入り込んで
「オオカミと7匹の子ヤギ」遊びができますね。
子供と一緒にダンボールの中に入ると、大人でもワクワクします。
電気屋さんでもらうと大人も入れる大きなダンボールが手に入りますよ。
でもダンボールで困るのは遊んだ後の置き場所です。
部屋には置いておけないし、倉庫は物でいっぱいという園がほとんどだと思います。
私の同僚(作り物上手)は、ダンボールをうまく切り開き
パタパタとコンパクトにたためるようにしていました。
たたんでしまうことができれば場所をとりませんし、
いつでもとり出して遊べますね。
工夫って大事だな~って思いました。
想像力をかきたてよう
室内で遊ぶ時は、玩具を用意しますよね。
年齢にあった玩具は必要です。
でも時には、子供の想像力を引き出すような遊びも考えてみましょう。
前出の同僚が、棚のふちに丸いカラーシールをペタペタと貼りました。
すると子どもたちはそれをジュースの自動販売機のボタンに見立てて遊んだそうです。
(嬉しいことに飲み放題)
「これは○○だからね」と言わなくても、
子どもたちの想像力を刺激する物を探してみてください。
意外なものが楽しい遊びを生むかもしれません。
ゲームを楽しもう
幼児クラスならば、みんなでゲームを楽しめますね。
私は「王様ゲーム」が好きです。
あ、あのくじを引くやつではありません。
(そんな言葉が流行る前からやっていたので~)
一人ずつじゃんけんをしていって最後に王様に挑戦する単純なゲームです。
・いすを半円に並べます。(人数が多ければ円にします)
・どちらかの端っこの席を王様の席に決めます。
・(安全に注意して)大人の椅子を使うなどして、王様だけ特別感を出します。(冠でもいいですね)
・王様から一番離れた席の子から、隣の子とじゃんけんをします。
(じゃんけんの前に、お願いしますと挨拶をします
・じゃんけんで勝った人は次の子とじゃんけん、負けた人はその席に座ります。
・どんどん入れ替わりながら進み、最後は王様とじゃんけんします。
(ここでは大いに盛り上げます)
・王様が勝てばまた王様の席へ、王様が負けたら一番はじの子のところへいって
第2回戦を始めます。
ひたすらじゃんけんをするだけなのですが、みんな夢中になります。
保育士も中に入ってぜひやってみてください。
「王様ゲーム」は別の名前を募集中です!!
もうひとつじゃんけんゲームをご紹介
次はぐるぐるじゃんけんです。
本当は園庭に線を描いてする、
「どんじゃんけん」なのですが、
ホールなどでも楽しみました。
ビニールテープをホールの床にできるだけくねくねと貼っていきます。
その上を走って真ん中で「ドーンじゃんけんポン」をします。
線がくねくねしているだけで、走りづらくてそれが楽しくなります。
なかなか勝負がつかないので長く楽しめますよ。
「負けたー」と大きな声を出すのもいいですよね。
言葉を集めよう
単純な言葉集めの遊びですが、工夫すると色々と楽しめます。
・グループごとに数を競う
「あ」など、決めた文字のつく言葉をたくさん集めるのはどのグループかを競います。
その場で競う遊びですね。
・全員でいくつも出し合い、紙に書き連ねていく。
思いついたらいつでも書けるようにしておくと継続して考えられます。
その時語尾を変えただけでもOKにすると
「遊び」「遊んだ」「遊べない」「遊びたくない」「遊びたい」
など更に想像力が広がりますね。
継続して五十音を続けるとまるで言葉辞典のようになります。
年長向けの継続遊びです。
室内遊びは保育士みんなでアイデアを出し合うと遊びの幅が広がると思います。
寒い冬を楽しく乗り切ってくださいね!