私の園のおすすめ~手作りおやつ~

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私が勤務している保育園のおすすめの取り組みは、手作りのおやつを子供たちに提供していることで
す。
その日のおやつ担当の保育士さんが自分で考えて、朝9時と午後3時の2回作ります。

自分が作ったおやつを子供たちがおいしそうに食べてくれるのを見ると、
「作ってよかった!子供たちかわいい!」
と、まるで自分の子供を育てているような気持ちになります。

おやつは、その日の冷蔵庫にある材料で作ります。
冷蔵庫には、青のり、マーガリン、リンゴ、バナナ、牛乳、かつおぶしなどが入ってます。

この間は、いもがゆをつくりました。
いもはさつまいもで、保育園の畑で収穫したものです。
子供たちと一緒に掘ったいもを使っているので、子供たちはとっても喜びます。
いもがゆは、ちょっと珍しいのか、子供たちは、
「おいしい!おいしい!」
ってとっても喜んで食べていました。

おやつ作りの担当は毎回違う保育士さんが作ります。
仕事を分担して、保育士さん同士でまわしています。
これもとってもいいところです。
同じ人が作らないので、同じおやつを作っても同じ味になりません。
保育士さん同士、「こんなおやつもできるんだ!」という感じで、お互いが刺激し合えるのもいいです。

まだ、子供を産んだことがない保育士さんは、とても参考になっているようです。
子供のいる私も「自分の子供の子育ての時に、こういうのを作ってあげれたら良かったな~」と思うおやつもあります。
最近、いいなと思ったおやつは、お麩ラスクです。
お麩を塗ったパンをマーガリンで、フライパンで炒めて、砂糖をかけるだけで簡単にできます。
おやつは、おやつの時間30前に作ります。作り置きはしません。
だから、作ったおやつの甘い匂いが室内に漂うので、なんとなく、お部屋の中があったかい気持ちになります。
子供たちの「おやつを食べたい~」という気持ちを誘います。

においって生活の中で、とっても大事だなって思います。
スイートポテトをつくったときは、とても、あまーい匂いが部屋中に漂ってました。
おもわずみんなで、おいしいにおいがするー。って言ってました。
スイートポテトって、つくるのむずかしいなっって思うかもしれないけど、とっても、簡単につくれます。
さつまいもをレンジでチンして、つぶして、マーガリンとさとうをまぜて、グリルで、少しの時間焼くだけです。
洗い物も、ボールとホークだけなので、とっても簡単です。

おやつをつくる間は、他の保育士さんが子供たちを見ててくれるから、おやつ作りに専念できます。
自分の子育てのときは、子供をみながら、料理しながら、全部ひとりだったから、
途中で泣いたら、中断されたりとかして、イライラしてたこともあったけど、
保育士さん同士で、仕事を分担しあえて、子供を保育できるっていう環境は、いいなって思います。

ときどき、台所に1歳児のおこちゃまとかがハイハイとかで来たりします。
あーあーとか言ってます。 とってもかわいい!!
すぐに、お部屋であやしている保育士さんに連れていかれますが。
ほんとにかわいい!!

おやつのレシピですが、クックパッドを利用したりします。
特にアレルギーを持っている子供向けのおやつを考えるときにとても役に立ちます。
基本的には、「これを作って」というのではなく、「好きなように作ってみて」と自由だから、子供たちが「好き!」と言ってくれることを期待しながらおやつをつくります。

少し時間があるときは、盛り付けかたや切り方にも工夫をします。
小さな子供でも食べやすいような大きさだったり、おいしそうに見える盛り付け方だったり、子供が
食べることが楽しくなるような工夫を自分たちで考えてやってみることができるのもいいと思ってま
す。

保育士さんが作るおやつは保育士さんの愛情がいっぱいつまったおやつになっています。

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