安心して子供を預けられる保育園の選び方15のポイント【チェックシート付き】

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「職場復帰がしたい!保育園なんてどこも一緒だろうから役所に勧められた保育園で大丈夫だよね。」

と、思ったことはありませんか?

このように簡単な気持ちで保育園を選んだことによって後悔することになるかもしれません。

せっかく大事なお子さんを預けることになるのですから、保育園はしっかりしたところに預けたいですよね。

この記事では、「この保育園を選んでよかった!」と言えるような保育園の選び方をお伝えします。

 

記事の最後に、保育園に持っていけるチェックシートを用意しましたので、ぜひご活用ください。

認可保育園と認可外保育園の違い

保育園の選び方

初めての保育園選びだと認可保育園と認可外保育園の違いから気になりますよね。

施設形態によって保育料やサービスは違ってきますので、ここで確認してみましょう。

 

認可保育園

認可保育園の“認可”というのは国が認可しているという事で、施設の広さ、給食設備、防災管理、衛生管理等設備や保育士の人数に基準があります。

詳しくは東京都福祉保健局の認可保育所の条例をご確認ください。

 

保育料は月額2~4万円程度と比較的安価です。

規定に従って運営されるため、保育時間は朝7時半~18時までと決まっています。

延長保育を頼みたい場合には認可外保育園と比べて開所時間が短い場合もあるので事前に確認を取りたいですね。

何より保育料が安いので認可保育園に頼みたい場合も多いと思います。その場合には保護者の居住する市町村に申し込みをしてください。

 

 

認可外保育園

国が定めた認可基準に要件が足りない場合を、認可外保育園と呼んでいます。

 

認可が下りていないといっても認可保育園に比べて質が落ちているかというと、必ずしもそうであるわけではありません。

認可保育園に近い環境の保育園もありますし、認可保育園にはない部分で人気を集めている保育園もあります。

 

保育料は認可保育園より割高ですが、英会話やスイミングなど教育に力をいれている保育園や、延長保育や一時保育など保護者の都合に合わせて対応していただける認可外保育園もあります。認可外保育園に頼みたい場合、各保育園に直接の申し込みになります。

 

情報収集で意識したい保育園選びのポイント

ポイント

 

保育園選びで大事なのは情報収集です。

保護者の方が事前に決めておきたいポイントをまとめましたので、効率よく情報収集しちゃいましょう。

 

立地

立地選び

共働きであれば立地はかなり大事です。

毎日の負担にならない立地選びが大事です。

送り迎えは誰が担当か、もし子供が熱を出したとき誰が迎えに行くか、などあらかじめ話し合っておきましょう。

 

  • 駅近タイプ

通勤の途中で保育園に預ける場合、家から最寄り駅の近くか会社から近い駅なのかで話が分かれているかもしれません。

もし、ママの会社から近い保育園を考えているのであれば、ママが急な残業でお迎えに行けない場合にパパが迎えに行けるかどうかはちゃんと話し合うべきですね。

 

また駅から近い分、送迎は楽です。

子供の発育には、外で運動できる環境が必要ですので園庭がせまい場合には、近くに子供が走り回れるような公園があるかもチェックしましょう。

 

  • 郊外型タイプ

園庭が広くてジャングルジムのような設備も充実している郊外型の場合でも気にするべきポイントがいくつかあります。

まずは送り迎えの交通手段が徒歩か自転車か車でも変わってきます。

 

家から何分かかり通勤の妨げにならないかなども、確認しておきましょう。

徒歩の場合、雨の日や荒天時の場合大変ですし、自転車は転倒の危険が伴います。

 

料金

やっぱり気になるのは料金ですよね。

月額が安くてもその他に費用が掛かる場合もありますので、いくらかかるかを知り予算を立てておきましょう。

 

  • 保育料

0歳~2歳と3歳~5歳では保育料が異なる場合がほとんどです。

認可保育園では月額2~4万円、認可外保育園では月額5~7万円かかります。

一部の自治体では認可外保育施設通園児補助金があり、月9000円から3万円ほど、自治体から保護者に補助金が支払われる場合もあります。

 

  • その他にかかる費用

まず、延長保育は認可保育園や認可外保育園問わず、日額300円~500円もしくは月額3000円~5000円ほどかかります。

そして、指定の通園バッグ・お昼寝布団・文房具・食器・着替えなど入園時に揃えるものが2万~3万円くらいです。

その他にPTA会費や行事ごとの写真代などで年間1~2万円かかります。

 

保育時間

保育時間は園によって前後しますが一例として7時~18時程度になります。

そのあとの時間は延長保育となり、認可保育園の場合は開所時間が19時~20時ごろが多く、一部に22時までの園もあります。

認可外保育園は開所時間が20時~22時までの施設も多く、延長保育の時間設定や延長保育料は施設によってさまざまになっています。

 

延長保育が必要な場合にはお迎えが何時ごろになってしまうか、延長保育が必要な時は誰が連絡するかも考えてパパやママの負担にならない場所を選びたいですね。

 

課外活動

保育園の行事で保護者が参加する必要が年に何回あるのかも、大事なポイントになります。

共働きの場合、参加必須の回数が多い施設を選ぶとスケジュールが大変になります。

運動会など、年に数回ある季節のイベントなどであれば参加できると思いますが、保護者が参加する率の高さによって負担が大いに変わりますので欠かさずチェックしておいてください。

 

持ち物

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入園時に必要な持ち物は指定の通園バッグ・お昼寝布団・文房具・食器・着替えなど色々あります。

持ち物で重要になるポイントは「手作りグッズ」です。

保育園の説明会に行くと渡される準備リスト、その中に手作りでないと対応できないようなルールの持ち物が大量にあると大変です。

先輩ママの中には保育園から手作り布団や毛布のカバー、上履きやパジャマ汚れ物をそれぞれ入れる袋、連絡ノートなど指定され大忙しになってしまった方もいらっしゃいます。

手作りグッズがどれくらい必要なのかは要チェックです。

 

周りの評判

周りの評判は確かに大事ですが、気にしすぎもよくありません。

悪い評判を1人からの話であれば話半分に、もし複数の方から別々に話を聞いていたのであれば、もう少し調べる必要があるかもしれません。

逆に評判が良いと噂の保育園でも保育士の先生によってはあれ??と思うこともあります。預けるまで時間の余裕があるうちに評判のリサーチが肝心です。

 

保育園の見学のポイントは?

第2章のポイントをクリアし候補に挙げた保育園は必ず見学に行きましょう。

見学はとても重要で、前情報と全然違う!なんて場合もありますので必須です。

 

見学の日時は保育園に電話して決められます。

時間は午前10時~12時前後の保育園が忙しくない時間帯がおすすめです。

 

保育園の雰囲気

見学のチェックで最も大事なことは「パパとママが安心して我が子を預けられるか」ということです。

子供は園長先生や、保育士の先生の影響を大いに受けます。先生と話していて、安心できる保育園か見極めましょう。

 

  • 子供たちの様子

園や先生の雰囲気の良し悪しによって子供たちに大きな影響が出てきます。

周囲の雰囲気が良い園では子供たちが元気に遊びまわり楽し気な声が聞こえてくるはずです。

 

逆に雰囲気が良い施設と比べ悪い園では子供たちも比較的元気がなく笑顔もあまりありません。

あれ?と思うような子たちを見かけた場合には、その保育園は避けた方がよいでしょう。

 

  • 保育士

子供が一番に影響を受けやすい相手は保育士の先生です。

先生の表情が豊かであれば子供たちの表情豊かに過ごしています。

見学の時に対応していただく先生は、保護者の第一印象を良くするため明るく接してくれるので、実際に先生が園児と交流しているタイミングをチェックしましょう。

見学の時に理想の先生に出会えるといいですね。

 

  • 園長

いくら保育士の先生が良くても、園長によって大きく変わります。

園長の理想が高すぎるあまり先生達のストレスになっている場合もあります。

教育方針だけでなく、保育園の予算を何に使うか、何を優先して行事を行っているかなど、園長の考え方が大きく影響する部分は多々あります。

園長先生と話してみて、納得できる園が良いでしょう。

 

施設

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  • 清潔さと安全面

保育園が出来たばかりで建物が綺麗であったりしても中身も同じとは限りません。

トイレ設備や教室、廊下だけでなくオムツなどの備品が清潔に保たれているかをチェックしましょう。

子供が風邪をひかないために園が清潔であるのはとても重要です。

 

また、安全面では園庭にある遊具など定期的に整備を行っているかのチェックや火災・地震などの災害時にどのようなことをするのか確認しましょう。

防災訓練など災害の心得がある環境が安心できますね。

 

  • 園庭

運動を屋外で経験することは子供の発育に不可欠です。

園庭がある保育園では、広さが十分か、小さい園児も大きい園児も思い切り体を動かせているか。日当たりがよく風通しが良い立地かも含めてチェックしましょう。

また園庭がない保育園では戸外活動に力を入れ近隣の公園に遊びに行くなどしています。

園庭がある無しにも関わらず、園の方針によって屋外にでる回数は変わってきますので、要チェックです。

 

  • 給食

給食は子供たちが毎日食べるものですので、給食のこだわりを一つの軸にするのも良いかもしれません。

園内の給食室で手作りかバランスの取れている献立かアレルギー対応はしてくれるのかなど確認しておきましょう。

また、食材の仕入れで気を付けていることを聞けると安心感が増しますね

 

  • 睡眠スペース

赤ちゃんは寝ることが仕事です。

特に赤ちゃんが安全に静かに眠れる環境にあるかは重要ですので0~1歳児の部屋が幼児の部屋と区別されているかが大事です。

 

保育園の日常

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  • 掲示物

園の掲示物には様々な情報がキャッチすることができます。

園の方針が解かりやすく表れる部分でもあり、保護者向けの献立表や連絡などの内容も充実しているかも確認できます。

 

  • 園の教育方針

保育園は様々な教育方針を掲げています。

子供が自分の意志で遊びをえらべる環境づくりが、教育的に質が良いといわれています。

保育園での生活をどのように子供が過ごしてほしいかを考えながら保育園を選ぶことが大事です。

 

  • お散歩

行事の確認だけでなく、毎日のお散歩など日課についても知っておきましょう。

お散歩はどのあたりに行くのか、ルートや時間帯は安全か。見落としがちですが、確認しておけば方が安心です。

 

  • 連絡帳

連絡帳は子供の自宅と保育園での様子を、保護者と保育士の先生が共有するために必要なツールです。

園によっては特筆すべき日に記入するだけの場合もありますので、確認してみてください。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。保育園を選ぶうえで欠かせないポイントをご紹介しました。

ぜひこの記事を参考にして保育園選びの参考にしてくださいね。

 

最後に、保育園選びに役立つチェックシートを作りましたので、こちらを印刷して保育園選びに役立ててください。

ダウンロード:保育園選びチェックシート

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