保育士必見!満足のいく休みを取るには

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保育士は毎日仕事に追われ、ちゃんと休めない。

そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

 

子供の笑顔がやりがいとはいえ、保育園の仕事は体力なくては務まりません。

東京都が行った「東京都保育士実態調査」調査では「休日出勤が多く、体力的に不安がある。」

などの意見も出ています。

 

また、私立の保育園で働かれている方の中には

「大学の同期のA子やB美は休みを合わせて遊びに行っているのに」

「私だけがスケジュール合わずに友人と疎遠に」

こういった、休みを自由に取れない悩みがあるのではないでしょうか。。

 

休みをもらえるのは嬉しいことですが、せっかくなら休みたい日に休みたいですよね。

 

この記事では、私立の保育園に絞って保育士の休みの現状や希望通りに休む方法をご紹介します。

 

1 保育士の休みの現状

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認可保育園で働いている場合、普段は日曜日と祝日が休みになります。

基本的にカレンダー通りと認識で問題ありませんね。

例えば「ゴールデンウイーク」は祝日が休みになります。

 

その他の特別な休みには「正月休み」や「お盆休み」があります。

年間休日数の平均は105日前後です

 

しかし「夏休み」「冬休み」「春休み」といった長期休暇がありません。

これはカレンダー通りにいくと平日ですので、休みがなく通常通り出勤している保護者がいらっしゃるからです。

ただ、保育園によっては園児の欠席が多くなるため、園児が少ない日に合わせてローテンションで休める場合もあります。

 

また、認可外保育園や施設内の保育所などは、シフト制ですので休みが不定休になります。

ただ、中には事業所内保育所などでは土日休みの場合もあります。

 

年間休日数の平均は105日前後ですので、認可保育園と差はありません。

勤務体系は様々ですので、気になった施設の募集要項を確認してみてください。

 

それでは、より詳細に見ていきましょう。

 

2.保育士の休みの取り方

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保育士さんの休みの取り方は勤務形態によって変わります。

勤務形態は大きく分けて2種類あります。

 

1つは完全週休2日制という一般的な休みの取り方。

2つ目は週休2日制という休みの取り方です。

 

 2-1完全週休2日制

年間を通して毎週2日は必ず休めるということです。

認可保育園では曜日が固定の場合がほとんどです。

また、シフト制などの場合はほかの保育士の方の休みに調整しながら休みを取る場合もあります。

 2-2週休2日制

1か月のうち最低1週は週に2日休みが取れます。

裏を返すと他の週は週休1日で9連勤!

という可能性もあります。

間違いやすいですので月間どれだけ休めるかを確認するのが良いですね。

 

3有給休暇はとれるのか

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有給休暇はきちんと取れるのか気になる方も多いのではないのでしょうか。

有給休暇は取れます。

 

有給休暇の平均取得日数ですが、全体では「3~6日」が最も割合が高くなっています。

公立は平均取得日数が「3~6日」の割合が高く全体と同じです。

しかし、私立は平均取得日数が「10~15日」の割合が最も高い結果となりました。

 

この結果から、私立の保育園でも保育園によっては有給休暇を十分に取れることがわかりますね。

 

「有給休暇を取る」とひとえに言っても、大まかに3つの状況があります。

 

①計画的に取る場合

有給申請を出して希望日に休む方法ですね。

 

ただし、まとまって取れるわけではないので、有給を使って海外旅行は難しいのが現状です。

それに、たくさん休んでしまうと子供達も心配してしまいますよね。

 

休みを取るのであれば、計画的に周りの保育士の方のご迷惑にならないように気を付けましょう。

 

有給休暇の取り方のコツとしては、有給休暇を取りやすい状況を作ることです。

行事や忙しくなる時期は年間のスケジュールとしてわかっているはずです。

 

スケジュールがわかっているのであれば、休みが取れそうな期間に目星をつけるとよいでしょう。

そして、その期間内で休みたい日を決め、なるべく早く周囲に知らせましょう。

そのように周知させることで、他の保育士の方も予定が立てやすくなり有給休暇希望日が被る可能性を回避できます。

 

うまくいけば連休をゲットすることも夢ではないかもしれないですね。

ただし、アピールしすぎは逆効果ですのでご注意ください。

 

 

②やむをえず休んでしまい有給休暇扱いとして処理する場合。

体調不良や、緊急の要件が出来て休まざるを得ない場合はありますよね。

そういった場合はなるべく早く、職場に連絡をして休む旨を連絡してください。

後日出勤時に上司の方と話して、有給休暇扱いとして処理してもらうよう頼んでください。

 

ただ、突発的な休みが多いと、職場内で不信感を募らせてしまいますので注意してください。

 

③退職時の有給消化

職場を退職する際、有給休暇を取得可能な日数が余っている場合があります。

その際、いわゆる有給消化として残りの取得可能日数を使い切るのです。

休みの期間を使って、新しい職場への準備などをします。

 

4 祝日は休めるのか

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祝日は一般的に休むことができます。

それは、運営費という事情が理由に挙げられます。

 

認可保育園の運営は行政からの補助金によって賄われています。

その補助金は予算を立てて配分されるものです。

補助金には休日である日曜日や祝日の経費は含まれていないため、運営ができないのです。

 

しかしながら、休日保育を実施する需要もあります。

行政から指定された一部の保育園では休日保育に必要な補助金が出ているため、休日も開いています。

 

ただ、需要があるとはいっても多いわけではないため保育園の就職先を選ぶ際に祝日も運営しているかを確認する程度でよいでしょう。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。

休みが少ないような印象があった保育士さんですが、イメージが変わったのではないでしょうか。

 

満足のいく休みを取るには、

  • 完全週休2日制の保育園を選ぶ
  • 有給休暇は計画的かつ根回しが大事!
  • 祝日が休みの保育園を選ぶ

 

そういったポイントをおさえることで、希望通りに休みを取ることができるのではないでしょうか。

 

毎日が体力との戦いです。

戦いには休息が必要です。

満足のいく休みを取るために、行動してみてはどうでしょうか?


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