いよいよ本格的な夏がやって来ましたね。
水不足が心配な地域もありますが、やはり水に触れる機会が増える夏。
この際、部屋中のおもちゃを綺麗にしませんか?
毎日保育室の清潔に勤めているので、おもちゃは綺麗なはずですよね?
特に乳児は口に入れてしまうことが多いので、消毒は欠かしていないと思います。
では幼児クラスのおもちゃはいかがですか?
ブロックや、ままごと、粘土板など汚れていませんか?
おままごとのエプロンやハンカチはどうでしょうか?
ぬいぐるみもしばらくお風呂に入っていないのでは?
さあ、いろいろなおもちゃを洗っていきましょう。
子供と一緒に洗ってみる
ブロックやままごと道具など、それほどひどい汚れでないものは水洗いだけでも十分です。
どちらかというと、隅に溜まった埃を洗い流すようなイメージですね。
何も洗剤が付いていないスポンジでゴシゴシこすってもらいましょう。
その時に割れたり欠けたりしているもので怪我をしないように注意します。
ブロックなどは普段ざーっとカゴに入れたままになっているので、この機会に危ないものは取り除きましょう。
洗った後は、徹底的に乾かします。
その時に風が吹いて埃まみれになった……なんてことにならないように気をつけましょう。
注意したいのが、中が空洞になっているおもちゃです。
洗いながら中に水が入り込むと、なかなか乾きませんので、表面を拭く程度にした方がいいかもしれません。
ままごとのエプロンなどは、石鹸をつけてお洗濯ごっこができますね。
この時、本当の洗濯洗剤を使わないようにしましょう。
子供の肌には強すぎます。
大人でもゴム手袋をしますよね。
手洗いで使っている石鹸ならば、肌にも安心です。
洗った後は、干して洗濯バサミで止めると、お洗濯の気分も盛り上がりますね。
お洗濯ごっこでは、普段なかなか体験できない「しぼる」という経験もさせてあげましょう。
保育士もちゃんと「しぼる」ことができますか?
遊びの中で色々と経験できるチャンスを作ってあげてください。
夏の大掃除
油がついている粘土板などは、保育士がしっかりと洗いましょう。
汚れの具合で、子供が洗えるものと保育士が洗うものを分けましょう。
ぬいぐるみも、「お風呂に入れてあげよう」と洗うのもいいのですが、素材をよく見て、
風呂上がりに別人になってしまわないように気をつけましょうね(ふわふわクマさんがゴワゴワにならないように気をつけて)。
夏の強い日差しは洗ったものをあっという間に乾かしてくれます。
日光消毒にもなりますね。
夏の大掃除だと考えて、いろいろなものを綺麗にしてしまいましょう。
お盆など園児の登園が少ない時などチャンスがあったらぜひやってみてください。
綺麗になって気持ちがいいね
保育士が清潔に勤めるのは当たり前の話です。
でも、その姿はあまり子供達には見せる機会がなかったりします(埃を吸わせたくないという配慮もあります)。
本来は、使って汚れたものは洗って綺麗にするものだということを、子供達にも見せたいところです。
自分たちで洗って綺麗になって気持ちがいいねーという経験ができると
また違った夏になりそうですね。