保育士の退職理由トップ6!


皆さんご存知のように、保育士の仕事は激務です。
シフト制ではありますが、朝早くから夜遅くまで働きます。
残業代もつかない保育園もありますし、人間関係で退職したいと思うときもあるでしょう。
この記事では、保育士の退職理由トップ6を紹介します。
またよく考えた上で、それでも退職を決断した方のために、転職活動で面接官に話すべき注意点を解説します。

1 保育士の退職理由トップ6

退職しようか悩んでいる保育士の方は必見です。
実際に、保育士にヒヤリングをしました。

  • 子どもが嫌いかも、と感じたから
  • 職場の人間関係に疲れたから
  • 書き物が多く持ち帰り仕事が多いから
  • 給与が低いから
  • 勤務時間が長いから
  • 理不尽な保護者からのクレームがあったから
  1. 子どもが嫌いかも、と感じたから
    元東京23区内、保育士です。
    自分は子どもが嫌いなんじゃないかと思うようになりました。
    自分の言うことをきちんと聞いて、やることをきちんとできる、いわゆる良い子はストレスになりません。
    問題は自分勝手な子どもたち、正直うんざりしてます。
    わがまま放題、嘘つき、私が見てるときとそうでないときで態度変える生意気、いたずらっ子、悪いことをして私の反応見たがる子。
    また、奇声を発したり、汚い言葉を連呼されると腹が立ちます。
    私が今いる職場の保育士はそんな子がいたら「もう○○しなくていい」と言って最終的には閉め出しをしています。
    それを真似しているわけではありませんが、いつもより低い声で「いいと思ってんの?」と言った感じで子どもを叱ってばかりいます。
    本当は叱りたくないのです、叱るのは精神的に疲れますので。
    自分は、子どもが好きだと思い保育士になりましたが、結局は自分の勘違い、甘かったんだなとわかりました。子どもを保育するという事は「子ども好き」ということだけでは、やっていけません。
    ただの興味本位で保育をしている方は、辞めたほうがいいと思います。
    根本的に、保育とはどういうことか、をしっかり考えて子どもと共に成長できる方が保育士になるべきです。
  2. 職場の人間関係に疲れたから
    私は保育士1年目で、4月から2歳児クラスを10年目の先輩と一緒に担任をしています。
    私はその先生と合わなくて、毎日が苦痛です。
    理由は気分の起伏が激しい所です。
    自分の機嫌がいい時は話しかけてきたり、私が部屋の棚とか拭いているとお礼を言ってくれたり、逆に私がお礼を言うと答えてくれたりします。
    しかし機嫌が良くない時は全く話しかけてこないし、私が何かしてもお礼もなし、私がお礼を言っても無視です。
    でも他の保育士には普通なんです。
    去年この先輩保育士と一緒に担任をしていた職員も、この先輩は気分の上下が激しくて怖い時があったと言っていました。
    そして、言うこととやることが違っていたりすることも多々あります。
    先輩に「この言い方はしない方がいいよ」と言われたのでそのようにしていたのですが、先輩が子どもに話しているのを聞いていると、私にしない方がいいと言っていた言い方で、子どもに注意をしていたんです。
    私にはしない方がいいと言っていたのに「何っ?」っていう感じです。
    そのほかにも、私は毎日指導案を書いたり、日誌を書いたりしていて睡眠時間が4時間ぐらいしかない中で、一生懸命書いた指導案を私がいない所でもう一人の先輩保育士に見せて「これ意味わかる?これって何がしたいんだろうね?」などと言いながら笑っていました。
    それを聞いた時は悔しくて腹が立って涙が止まりませんでした。このような悩みはよくあることだと思います。
    そのような方は、こちらの記事を参考にしてください。
    保育士の人間関係の対処法が紹介されています。
    http://hoiku-kyokasyo.com/hoikusi-ningenkankei-129
    (保育士最大の悩み「人間関係」の対処法)
  3. 書き物が多く持ち帰り仕事が多いから
    認可外保育園の3歳児の担任をしています。
    持ち帰り仕事は、ありありです。
    臨時と派遣、パートばかりのクラスなので、書類を書ける保育士が4人中1人だけなので、毎月の指導計画、おたより、保育反省など膨大な書類作成があります。
    問題は、全体的に有資格者の保育士が少ないことです。
    本来なら書類作成を分担できるはずが、それに加え行事の担当なども割り振られ、月の半分は、仕事を家に持ち帰っています。
    子どもが午睡したからといって、ずっとは目を離せないし、やっとお帳面を書き終えても、なにかと用事があったり、途中で子どもが起きたりで、一時間そこらじゃまったく書類作成は済ませられません。
    自分は、子持ちなので迎えにいって帰ってから家事におわれ、子どもが寝静まってから書類作成してますので、毎日へとへとです・・・
    家庭の事は主人と分担していますが、たまに怠ると怒られちゃいます。
    要領よくできるようになるしかないのかと考え、少しでも園でできる時間を見つけて、こなしていくことを試みましたが、なかなか持ち帰り仕事は減りません。現実的に書類作成は減らすことはできません。
    保育園で働いているときに、時間を作るか、書類作成の作業を効率化するしか方法はないです。
    時間を作ること、作業を効率化すること、どちらも限界があります。
    恒常的に、家に持ち帰り仕事をしている保育士は、主任保育士、園長に相談してみましょう。
    それでも、解決しない場合は、退職・転職を考えることも必要かもしれません。
  4. 給与が低いから
    保育士7年目(社会福祉法人)の27歳です。
    今の自分の収入は、手取りは約14万円です。
    毎月残業約5時間、日曜休み、土曜は月1回の出勤(休日手当てあり)で手取りが14万円ぐらいです。
    ボーナスは夏14万、冬14万、手取り年収は200万前後になります。
    私は正直、今までこの額が少ないと思っておりませんでした。
    しかし色々なデータ、ニュースを見て、保育士業界全体の収入が低いと知り、他業界への転職を考えております。
    友達と収入の話をすることはないので全くわからず、「保育士=低所得」という情報をニュースで見るまで知りませんでした。
    ちなみに今住んでいるのは23区、親と同居です。
    これが、一人暮らしとなると、かなり厳しい現実だと思います。
    一時の思いで転職はしませんが、仕事内容・他業界のOLと比べると、納得できない気持ちが強くなってきました。ちなみに、保育士の平均年収を紹介している記事がありましたので、参考にしてください。
    http://hoiku-kyokasyo.com/hoikusi-heikin-nensyu-302
    (ズバリ回答!保育士の平均年収は317万円)
    確かに、他業界と比べると低いです。
    理由は、構造的に、給与があげられないようです。
  5. 勤務時間が長いから
    都内で保育士をしています。
    勤務時間は12時間です(7時~19時)。
    子どもが全員帰るまで、事務仕事はできません
    よって事務仕事は残ってやるか、家に持ち帰ってやるかです。
    それも大量にあるので死にそうです。
    残業代は1円も出ません。
    これは国、構造的な問題のせいなので仕方がないと思います。
    労働基準法について詳しくは分かりませんが、月に100時間以上も残業代無しで残業することは法律上問題ないのか、と真剣に考えることが・・・
    子どもが全員帰るまで目を離せないので、残業しないと仕事が終わりません。
    休みは、日曜日と祝日だけです。上記は一例ですが、このような保育園があることも事実です。
    「保育士が語る勤務時間の実態」の記事をご紹介します。
    http://hoiku-kyokasyo.com/hoikusi-kinmujikan-285
  6. 保護者からのクレームがあったから
    横浜市で保育士をしています。
    保護者からのクレームを受けるたび、自分の力のなさを感じています。
    私としては反省して心から謝罪をしたつもりでも、親に伝わらない。
    言い方がヘタクソだからか、余計に怒らせてしまうこともあります。
    表面的にはいつも通りでも、陰では悪口を言われていると思います。
    そんな矢先、保護者が書いたと思われるクレーム文、過去の出来事についてのことを、たまたまネット上で発見してしまいました。
    完全に私のことです。
    わかる人にはすぐに分かってしまいます。
    読んだ瞬間、この仕事を辞めようかと決意しました。
    私だけでなく、私を雇う保育園もけなされてしまい、口コミを見て保育園探しをする方もたくさんいらっしゃると思うので、責任を取り退職しました。大事な子どもを預かる身ですから、保護者からのクレームには悩むことが多々あるでしょう。
    クレームの内容にもよりますが、子どもの命に関わるようなことだったり、怪我をあやまってさせてしまったり、そんなことであれば完全に園サイドが悪いですから、クレームはあって当然でしょう。
    しかし、ごく小さなことが積もり積もって、爆発したクレームなら、同じ過ちを犯さないように気を付ければいいと思います。

    2 面接のとき注意すべき退職理由の3つのポイントについて

    退職理由は正直に話してよいか気になりますよね。
    ここでは、面接のときに注意すべきポイントをご紹介します。

    2-1 嘘をつかないこと

    退職理由は人それぞれですが、絶対に嘘はつかないようにしてください。
    特に採用に不利と考えるために嘘をつく場合が多いようですが、後から発覚して大問題になる場合があります。
    前の職場環境が劣悪ならば、それを述べればいいです。
    ただ主観的な考えだけで、理由を話すと、協調性がないと思われるので、注意しましょう。
    しかし、あまりにも保育士の仕事に影響が出そうなものは言わないほうが無難です。
    採用側は、1度採用する限り長く働いてほしいという願いを持っています。
    その為、長く働けないと判断した場合には不採用にされてしまう場合があります。
    いくら前の職場に不満があって辞めた場合でも、新しい職場には希望を持って転職活動をしているはずです。
    後ろ向きな事ではなく、より良い職場環境を求めて転職をしようとしている事をアピールしてください。

    2-2 できるだけ退職理由を前向きに話すこと

    退職理由を前向きに話すことで、面接官に良い印象が与えられます。

    • 問題が起きてどのように成長したのか
    • 職場での人間関係のトラブルをどのように解決したか
    • 保護者のクレームをどのように解決したか

    例えば、このようなことをどのように解決したか具体的に説明することで、採用側から良い印象を得ることができます。
    不満や愚痴を退職理由にすると、面接官はネガティブな判断をします。
    どのようなことがきっかけで退職を決意したのか。
    そこでどのように成長して、どう当保育園に貢献できるのかを面接官にアピールしていきましょう。

    2-3 人間関係が退職理由の場合は注意すること

    その他に注意したい点は、人間関係が原因での退職です。
    面接官は人を審査する立場です。
    合格させるための面接ではなく、ふさわしくないと判断した人を落とすために面接しているのです。
    その為、悪い印象を与えるような表現をすることは避けましょう。
    面接官は施設の責任者で、何らかの上に立つ立場の人が多いはずなので、人間関係の問題に直面した経験を持つ人も多く、状況は把握してくれるはずです。
    しかし、ただ人間関係が嫌で辞めたというのはただの愚痴で、わがままな退職理由としかとらえられません。

    • 職場の方たちと、こういう努力をしたが関係を改善できなかった
    • 自分と保育方針が合う施設で前向きに働きたい

    など、ただ単に不満で辞めるというよりは、努力をしたが変わらないので私はこうなりたいから辞めました、という風に前向きに言い方にシフトをするべきでしょう。

    最後に必ずやってはいけないことは批判です。
    保育士として働いていれば、価値観が合わない人や施設に出会うこともあります。
    もしかすると面接官もそのように感じているかもしれません。
    しかし、実際にそれを選ぶ人もいるのです。
    どうしても批判をしなくてはならない場面に遭遇した場合でも頭ごなしに批判、否定するのではなく、考え方は理解したが自分には合わないなどというように、あくまでも自分の考え、保育方針に合わないことを強調するようにしましょう。
    基本的に面接は、ネガティブな印象を与えなければ問題ないです。
    正直に伝えたいことは、言い方を工夫し伝えてください。

    3 まとめ

    保育士の退職理由は、さまざまです。
    心情的な問題から、物理的な問題までたくさんあります。
    解決できることは解決し、留まることも大切な選択肢ですが、
    状況、価値観から判断して解決・消化できないときは、退職することも新たな未来を切り開く選択肢となります。
    その退職理由が今よりも良い状況につながるかどうか、をよく考えて行動してください。
    そうすることで、あなたが、納得の行く職場環境の道へとつながるはずだからです。

保育士になりたい、保育士に興味のある方は
ぜひお気軽にご相談ください。