保育士の主な転職理由といざ転職を考えたときの注意点


悩む女性2「保育士の仕事はまだ続けたいけど、今働いている園では続けられない。」

そう考える保育士さんは意外と多いのではないでしょうか。

実際に、保育士さんが転職する理由として、給与の低さや職場での人間関係、労働環境が挙げられます。

どんなに仕事にやりがいがあっても、職場の環境が悪いと、そこで働き続けることができるのか不安になりますよね。

こちらの記事では、保育士さんが転職を考える理由と、いざ転職を決めた際に注意するべき点についてご紹介していきます。

 

 

保育士が転職したいと思う3つの理由

実際に保育士の仕事をしている人の中には、「今の保育園を辞めて新しい保育園で働きたい」と思っている人もいることでしょう。

そんな人たちは、大きく分けて給与の低さ・勤務時間の長さ・職場の人間関係という3つの理由で転職したいと考えているようです。

給与が低い

給料明細全国の保育士、保育園、自治体を対象に行われたアンケート調査によると、保育士が、自分がもらっている給料に対いて「妥当」だと感じている人は40%で、「やや安い」、「安い」と感じている人は50%にのぼると言われています。

また、保育士全体の約35%が給与の低さを転職の理由として挙げていることも判明しています。

平成26年の保育士の平均的な月収は22万円、平均年収はボーナスを合わせて317万円となっています。
(詳しくはこちらの記事をご覧ください)

このことからも、保育士のお給料が他の一般的な職業と比べて低い水準にあることがわかりますね。

公立の保育園では、勤続年数に応じて給与も少しずつ上がるようですが、私立の保育園では給与の昇給幅は小さいと言われています。

「将来的には主任や園長を目指したいけど、給与アップが見込めないとなると苦しい」、

「保育士として働いていきたいけれど、給料は上がらないから生活が苦しくなってやめざるを得ない…」なんていうこともあるようです。

勤務時間

時計保育士は子どもと遊んでいるだけでお給料ももらえるなんて楽な職業だ、そう思われている人も世の中には多いかと思います。

ですが、実際はそんなことはありません。

子どもの保育以外にも、運動会や発表会の準備だったり保育計画の作成だったり、園内のお掃除から毎日の日報の作成まで、やるべき仕事は多く存在します。

保育園が開いているあいだは子どもの保育がメインの業務となるので、どうしても事務的作業は後回しになってしまい、子どもが帰った後にたまった仕事を片付けることになります。

そうすると勤務時間内に仕事が終わらず、家に仕事を持ち帰る人も少なくないようです。

こうした勤務時間の長さやサービス残業が理由で転職を決めたという人は約26%もいます。

職場の人間関係

悩む女性保育士という職業柄、ほとんどの職場は女性が中心です。

同じ職場に女性が多く集まれば当然、人間関係にもいざこざが起きやすくなります。

アンケート調査でも約22%の保育士が、職場の人間関係が原因で転職を決意していることが判明しました。

詳しく見ていくと、職場の同僚や先輩から陰で悪口を言われることや、先輩保育士から嫌がらせをされることがあるようです。

また、自分に悪意の感情が向けられるのはまだしも、保護者の悪口を言う保育士も中にはいるようです。

モンスターペアレントと呼ばれる保護者も最近では増えてきましたが、悪口を言うのではなく、職員会議の場で相談事項として話題に持ち出してほしいですね。

園長と保育の方針が合わない、ということも同じ保育園で働き続ける気持ちが薄れてしまう原因として挙げられています。

番外編 保育士が“退職”を考える一番の理由は「責任の重さ・事故への不安」

 保育士が今の仕事を続けられない、と退職を考える理由として一番に挙げられたのが、保育士という仕事の責任の重さや園児の事故への不安でした。

 子どもはいつ、どんな動きをするのか予測がつきません。子どもが思わぬ事故に巻き込まれたり、怪我をしたりしないよう、保育士は常に注意深く園児たちを観察している必要があります。

 各家庭で大切に育てられているお子さんの命を預かるという、責任の重い仕事に対して不安が大きくなりすぎてしまうと、自分には保育の仕事は向いていない、と考えて退職に動いてしまう方もいるようです。

参照:株式会社ポピンズ「平成23年度 保育士の再就職支援に関する報告書データ集」

  (平成23年度厚生労働省委託事業)

 http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/h120423_s2.pdf

 

 

転職を決意した場合の理由の伝え方

 

以上に挙げた3つの理由の場合、思い切って職場の環境を変えることで改善が期待できる可能性があります。

しかし、いざ実際に今の保育園から別の保育園への転職を決意した際、面接の場や履歴書にこれらの転職理由をそのまま伝えてしまうのはおすすめできません。

なぜなら、ありのままで理由を伝えてしまうと相手からはネガティブな理由で退職したと捉えられてしまい、次も同じ理由で辞められるかもしれない…と思われてしまう可能性が高いからです。

それでは、このネガティブな転職理由を採用者にうまく伝えるにはどうしたらいいのでしょうか。

ポイントは“ポジティブに言い換える”ことです。

ここでは、上記に挙げたネガティブになりやすい転職理由を、ポジティブに言い換えるポイントと、具体的な伝え方をご説明します。

給与が低い

現在あなたがもらっている給与が、平均的な相場から見て相当に低い場合には、給与の低さも正当な理由として評価されることがありますが、「給与が低かったので(前の職場を辞めました)」と素直に伝えるのはよくありません。

例えば、あなたが希望している園が実力を反映させてくれる園ならば、給与の低さについて直接的に述べることはせず、「自分の実力に見合った評価をしてほしい」と言い換えて伝えるのがおすすめです。

○ポジティブに言い換えると…

「以前の職場においては、スキルアップや能力によって評価される仕組みがなく、仕事に対するモチベーションの維持に苦労していました。今後は、業務遂行の能力やスキルによって実力を評価され、給与にも反映されるところで働いていきたいと考え、転職を決意しました」

勤務時間

保育士という仕事には、残業が少なからずあるので勤務時間の長さを訴える人も多くいるかと思いますが、採用側からしてみたら、前の職場の愚痴を話していると捉えられてしまいます。

素直に理由を言ってしまうのは避けたほうがよいでしょう。

どうして残業をする必要があったのか、原因をアピールすることが重要です。

「環境の改善を考え、努力したが及ばなかった。自分が理想とする職場環境で働きたいと思い転職を決意した」と持っていくようにしましょう。

○ポジティブに言い換えると…

「前の職場では職員数も少なく、時間外勤務や休日出勤をしても業務が追い付かない状況でした。業務改善のため人員補充を提案するなど行いましたが実現せず、今回、退職させていただきました」

職場の人間関係

職場での人間関係が原因で辞めたと正直に話してしまうと、採用側からはわがままな人間という印象を持たれてしまいます。

また、人間関係の問題は、ある人から見て嫌な人でも、別の人から見れば良い人というように、人によって見方も変わってきます。

単にそりが合わない人がいた、前の職場の人間関係に不満があったから辞めたと言うより、「改善を目指して努力もしたが、変わらなかった。今後は、保育に対する思いを他の保育士さんと共有できるような園で働いていきたいと思ったので辞めました」と言い換えるのがポイントです。

○ポジティブに言い換えると…

「前職の保育園では先輩保育士さんと保育に対する考え方に溝があり、最後まで埋まることはありませんでした。お互いの考えを理解しようと努めましたが、すれ違いが生じたため、退職いたしました。今後は、保育に対する考え方について同じ方向を向いて仕事が出来る環境で働きたいと考えております」

まとめ

いかがでしたか?

保育士が転職を決意する理由には以上3つの点が挙げられました。

女性中心の職場である保育園では、人間関係の悩みは尽きませんね。

給与の低さや勤務時間の長さといった待遇の悪さも、子どもの命を預かる責任の大きい仕事であるにもかかわらず、目立っているようです。

まずは今の環境を変える努力をしてみて、どうしてもだめなら転職を考えるのも一つの選択肢です。

みなさんにとって、自分が働きやすいと思える職場で、より自分らしく働けるようになりますように。

応援しています。


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