子どもってスゴイ~お弁当からテレパシーまで~


保育園に勤めていると、毎日子どもの面白い瞬間に出会うことができます。
忘れてしまうことの方が多いですが、中にはずっと覚えていることもあります。

  遠足といえば

バスに乗って動物園に到着。
中に入る前にトイレを済ませ、さあ並んで出発
!!となった時です。
Nちゃんが座り込んで何かしています。「Nちゃん行くよー」とのぞきこむと!!!!

なんと今にもおにぎりを口に入れるところでした。
あわてて「おっお弁当はまだだよ」と言うと、
「ママが作ったのー
!!食べるのー!!」と怒ってしまいました。
(そうだよね遠足といったらお弁当だよね)と思いつつも、
「ぞうさん
Nちゃんのお弁当見たいっていってたよー」と説得。
なんとかリュックにしまってくれました。

遠足と聞くと思い出す可愛いいエピソードです。

 ぼくの得意技

「先生。ぼくね上手なんだよ」
「え?なあに?なにが上手なの」
「先生聞きたい?」
「聞きたい聞きたい」

彼はそっと私の耳元でささやき始めました。

「マモナクーデンシャガーマイリマース。
キイロイセンノウチガワニオサガリクダサイ」

その声は5歳児にしては低めで、車掌そっくりの喋り方。
それが耳元でささやくので
私は心の中で「うヒャヒャヒャ」とくすぐったさをこらえました。

それからしばらくの間、目があうと「聞きたい?」と笑顔の彼。
私はくすぐったさと戦う日々が続きました(^0^)

いや、ほんとに上手だったんですよ。
でもなぜ耳元だったのでしょうかね。

 テレパシー

ある日Rちゃんのお母さんが嬉しそうに「2人めができました」と教えてくれました。
「わーRちゃんお姉ちゃんだねー」と言うとお母さんが思い出したように言いました。
「まだ妊娠に気づいてない時に、
Rがお腹を指差して、赤ちゃんいるよって言ったんです。
2歳の子が言うことだから笑って聞いてたんですけど、
よく考えたらもしかしてって思って調べたら
!! 

びっくりです。
母親が気づく前にRちゃんが赤ちゃんの存在に気づいていたんです。
テレパシーなのかな。
声が聞こえてくるのかな?

聞きたいけどRちゃんはニコニコしているだけです。

不思議ですよね。
数ヶ月後、Rちゃんそっくりの赤ちゃんが生まれました。

 本当は・・・

音楽好きの私はよくオルガンを弾いて子どもたちと遊んでいました。
特に女の子は私がオルガンのふたを開けると、
すぐにそばに寄ってきて一緒に歌ったり鍵盤を触ったりしていました。

ふと見ると、お絵かきの手を止めてこちらを見ているMちゃん。
Mちゃーん一緒に弾こうよー」と声をかけましたが、
ニコニコしながらも首を横に振ってまたお絵かきを始めました。

何回かそんなことがあったかなーくらいの気持ちでいたのですが、
ある日
Mちゃんのお母さんに言われました。

Mは毎日テーブルをピアノにして弾くまねをしてるんですよー。
先生みたいに、サンハイッとか、もっと元気にーとか。もう、すごく楽しそうで」
それを聞いて思いました。

Mちゃんなりに楽しんでくれてたんだー」
それからは、オルガンを聞いているMちゃんの姿がとっても楽しそうに見えてきました。

きっと今日もおうちで歌うのかな?

 一人ですが・・・

遅番の時間。Aちゃんが聞いてきました。

「先生はー、お家に誰がいるの?」
「あー先生は、一人でおうちにいるんだよ」
「え!お母さんは?」
「お父さんとお母さんは別のところに住んでるよ」
「先生、ひとりぼっちぐらしなんだー」
「え?ぼっちって・・・」

そこにBちゃんがくると
「ねー先生一人ぼっちぐらしなんだって」
「えっひとりぼっちぐらしなの?」
「いや、あの一人だけど・・・」

うまく説明できずにいるとそこにAちゃんのお母さんがお迎えに。

「お母さん。先生ね、一人ぼっちぐらしなんだってー」
「あらーそー、まー先生」

 ぼっちがつくだけでなんだか寂しげなことになってしまいました。
お母さんの笑いをこらえたような同情したような顔がわーすーれーらーれーなーい

短調で読んでくださいね。

子どもって本当に面白い!!

 

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