保育園は出会いの宝庫


保育士になってよかったなーと思うこと。
それは保育園が出会いにあふれる世界だということです。

クラスの子たちとの出会い、保護者との出会い、転勤で職場が変わると保育士との出会いもあります。

いつまで見ていられる?子供の姿

赤ちゃんの頃から一緒に過ごしてきた子どもたち。
卒園を迎えるとさよならの時がやってきます。

園を離れてしまうと時々ランドセル姿を見かけるくらいで、ゆっくり話す機会はなくなってしまいます。
寂しいけど元気ならいいや、と思うようにしています。

そんなある日、家の電話がなりました。

「先生。お久しぶりです」
電話の向こうから男性の声。(え?だれ?先生?保護者?)私プチパニック。

「僕Hですよー。SHです。先生の声聴きたくなってかけちゃった」
高校生になった卒園児が電話をくれたのです。

びっくりするやら嬉しいやらで、涙ぐんでしまいました。

「保育園で一番覚えているの何?」と聞いてみました。
(運動会?遠足?ドッジボールかな?)

「先生に怒られたこと!」Hくんは笑いながら答えてくれました。
「ごめーん、そんなに怒ってばっかりだった?」

「違うよ。ハサミ持って走ってて、怒られて、なんでいけないかを言われて、
あー自分が悪かったんだって思えて。だから今でも覚えてる。」

自分の保育の小さな答えが少し見えたような一瞬です。
日々の出来事の何が子どもの心に残るのかわからないからこそ、日々を大切にしていこうと思いました。

謝恩会で

卒園式を終えて保護者の方が開いてくれる謝恩会。
思い出話しに花が咲きます。

ご両親が二人で私の席に来てくれました。
「先生。うちの旦那、先生の大ファンなんだよーー。」
「え?」
びっくり顔の私に、お父さんが握手を求めてきます。

「先生、ずっと大好きでした!!」
よーく話しを聞くと、時々送り迎えする際お母さんばかりで緊張していたら、
私がものすごく自然に話しかけてきてとても嬉しかったとのこと。

ありがとうございます、とお礼をしていると
他のお父さんたちも駆け寄ってきてくれて

「僕も先生と一度飲みたいって思ってますよ」
「先生の話はいつも楽しいですよ」と次々褒めてくださいました。

私は大きな声で言いました、
「お父さんたち告白が遅いですよー。もう卒園しちゃったじゃないですかー」

涙と笑いの謝恩会でした。

私と会えてほっとする人がいる。とても嬉しい言葉です。
(余談ですが、美人とか可愛いとかを超越した話です。私はパンダですから)

ようこそーの気持ち

4月は園児も初めての環境で緊張しますが、転勤のある私たち保育士も緊張のかたまりです。
転勤者を迎える立場の時、私は積極的に声をかけ案内をします。

靴箱の場所一つとってもわからない、どこで着替えるかもわからない。
そんな不安から取り去ってあげたいと思うからです。
何ヶ月かすると「あの時先生が一番に声をかけてくれて、本当に安心したよー」と言ってもらえたりします。

最初の一歩が安心して踏み出せると、そのあとも楽しく職場に通えるはず。
私がずっと大切にしていることです。

案内は主任がするんでしょ?と思っているあなた。
ぜひ、自分から声をかけてあげてください。

せっかくの出会いの瞬間を素敵なものにしましょうね。

相手が嬉しいと私も嬉しい。
私が嬉しいと笑顔が増える。
笑顔が子供に移っていく。

保育園って素敵な場所です。

保育士になりたい、保育士に興味のある方は
ぜひお気軽にご相談ください。