保育園と地域をつなぐ子育て支援


保育園と地域のつながりで一番にあげられるのは子育て支援ではないでしょうか~?
一年を通して、未就園のお子さんを持つお母さんの子育て支援は、家で育児をされているお母さんの情報交換や交流の場としてもですし、保育園と地域を結ぶ役割も果たしています。
そんな子育て支援について私が行ってきたことを紹介させて頂きます。

 

1年の年間計画からはじめる

保育園で子育て支援をするときに、毎月何をすればよいかあらかじめ年間計画を立てておくと準備がしやすいです。
年間の予算もあるので、そういった予算をどのように使って行うかも含めて年間計画を立ててみてください。

各自治体で出される補助金は違いますので、そのところは園長先生や経営者と相談してみてください。

私が行っていた子育て支援は、保育士の中で担当者を2名作りました。
一人は正規の保育士、もう一人はパート保育士にして行っていました。
正規の保育士2名が子育て支援に加わると他の仕事が回らなくなるという理由です。
この担当となった2名で1年間の子育て支援の年間計画を前年度の1月末までに立ててもらっていました。

 

1年間でメリハリをつけた内容にする

毎月1回開催する子育て支援の年間計画の中に、専門的な人を招いて行う月を4回作っていました。
専門的というのは大学の教授をお招きして、子育ての講演会や、管理栄養士さんを招いて食事に関する講演会、のこり2回は専門インストラクターにお仕事を依頼して親子体操をしてもらっていました。

そして6回は普段の保育で行っているリトミックやペープサート、エプロンシアターといった内容や節分や七夕、クリスマス会といった在園児行事を一緒に参加してもらい、残りの2回は地域に保育科のある大学があったので、そちらへ依頼をして、学生さんに何かオペレッタや指人形劇、音楽会といった催しをしてもらっていました。
参加される方には園の雰囲気やどんな保育をしているのかという事を知ってもらう事やそれだけではなく専門分野での講師を招いて行うことで専門的な情報も得られる、そして、未来の保育士を目指す学生さんが子供と触れ合う機会にもなるという目的をもって行っていました。

 

お子さんには名札を作成

講師依頼をして1年予定ができると3月の市報に子育て支援の参加募集をかけます。
私の働いていた保育園では規模が小さかったので充分動ける広さを加味して毎年25組の親子を募集していました。

募集が集まると名簿を作り、お子さんの名札を作りました。
名札があることで参加される人同士が名前を覚えることで親しくなってもらいたいなという思いからです。

 

季節ごとのメリハリもつけたお土産を作成

1年の行事で在園児と一緒に参加してもらう行事にはちょっとしたお土産をプレゼントしていました。
節分では豆まき用の豆や鬼のお面、七夕だと笹飾り、クリスマスには手作りのブーツの袋の中にささやかなプレゼントを入れたり、これらも年間計画で何を手作りして何を購入してプレゼントするのかまで明確に計画を立てておくと、準備がしやすいです。

なるべく手作りできるものは手作りのプレゼントを差し上げるようにしていました。
そのためにも準備は早く取り掛かるようにして、この製作には、お昼寝などの手が空いた時間に、書類のないパート保育士に各分担をして作成してもらっていました。

 

学生さんへの何らかの謝礼もお忘れなく

学生さんに年に2回何か催しごとを依頼していましたが、学生さんであれど、お仕事を頼むので、交通費や講師料としてもお金の相談も大学の担当の方をしっかり打ち合わせを行ってください。
私がお願していた大学では、学生の謝礼はケーキかなにかお菓子をちょっとくださると学生は喜びますとおっしゃってくださって、助かっていました。
予算はそう沢山あるのではないですが、外部に依頼をするのですから、あからさまにボランティアで!無料で!という事を全面に出すのは失礼な話ですよね。

 

子育て支援は重要な役割を持っている

普段の保育でも大変な上に子育て支援を行うのは最初のうちは厳しいことですが、1年の流れの土台をしっかり作っておくと翌年からは、要領も得てそれほど負担のなく行うことができました。

子育て支援は、園にとっては、普段の保育を身近で知ってもらうきっかけにもなりますし、翌年入園希望を出される人もおられ、そういった部分でも園としてメリットがあり、参加される子育てをされている人には子育てについての情報を得ることや同じように育児をされている人同士の交流の場にもなり、保育園と地域交流としても大きな役割を担っていると思います。

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