年度末は息継ぎのチャンス


保育園にとって3月は、目の回るような忙しい月であり、そしてまとめの月でもあります。
いや、いつだって忙しいですよ・・・という声が聞こえてきそうですが

一年間の終わりと、新しい年の準備が同時に行われるこの3月は、私にとってはいつも特別な気持ちが芽生えるのです。

 自分の保育が見えてくる

持ち上がりせず、見ていた子供たちを他の保育士に託すことが決まると、途端に自分の保育がどうだったかが見えてくることがあります。

「とてもいい子たち」「かわいい子たち」ということは自信を持って言えるのですが
「本当にするべきことを全てできたの?」と自身に問うと「YES」と答えられるような年は一度もなかったと思います。

年間の反省はいつも「もっと~~すればよかった・・・」という言葉が並びます。

毎月「~~できなかったから、次はちゃんとやろう」とやってきた反省が、年度末は最後の結果としてでてきてしまいます。
明日から別の担任が保育すると思うと「あれもこれも・・・できてないことが多すぎるー」と慌ててしまうのです。

これはもう反省を超えて、後悔に近いものです。
でも、この瞬間が保育士にとってとても大切なんです。
なぜでしょうか。

 

年度末って息継ぎのようなもの

保育士にとって1年のうちにしなければいけないことは、あまりにも膨大です。
時間にも追いかけられます。

いうなれば、息継ぎなしで荒れ狂う海を泳ぎ続けているようなものです。

年度末は、荒れ狂っていた海が一瞬静まり、顔を上げて思い切り息が吸えるそんな時ではないでしょうか。

足りなかった酸素を胸いっぱい吸い込みながら、自分が泳いできた方を見るとき
「あーこんなに泳いできたんだ」と思うのか
「まだまだ全然進んでない」と思うのかは、経験年数の違いでしょうか?

そしてこれから進むべき方向を見るときは、
その方向であっているのか、目標物はあるのかを見極めるときです。

そして次の一年に向けて大きく息を吸い込むときでもあります。
もしかしたら次の一年は全く違う泳ぎ方ができるかもしれません。

リセットまではいきませんが、気持ちを新たにするとても大事なタイミングですね。
カレンダーによっては休む間も無く翌日から新クラスになってしまいますが、大きく息を整えるそんな大切な瞬間を生かしていきましょう。

 

私の決まりごと

私は新年度に向けて、いつも必ず何かを新しくするようにしていました。
担任する子たちが変わるならノートやバインダーを、持ち上がりならペンなど筆記用具を。

なんでもいいので新しい物を持って、気持ちを切り替えるようにしていました。
実は文房具が大好きなのでそれを買う時からウキウキ気分になれます。
(ちなみにいつも買いすぎます)

年度末の疲れと新年度の疲れが混ざり合うときは、気持ちも落ち込みがちになってしまうので、新しいお気に入りが心を和らげてくれるということもあります。

書き味の良いボールペンだと、日誌が速くかけたりして・・・・
忙しさに流されてしまわぬように、たまには自分の心が弾むようなことをして上げましょう。

 

新しいパートナーはどんな人?

新しく組むことになった保育士が苦手な人だったら?新しくやってきて全く知らない人だったら?
不安はつきませんよね。

はっきり言って特効薬はありません。
毎日毎日少しずつ歩み寄るしかないのです。

そのために、気持ちのいい挨拶を心がけましょう。

「おはようございます。いい天気でよかったですよね」
「お疲れ様でした。また明日もよろしくお願いします」
「早番お疲れ様でした。朝何時に起きてくるんですか?」

どんなことでもいいので、一言付け加えてコミュニケーションをとっていきましょう。

また、何かうまくいかなかったときは、時間をおかず
「今日の~~の時うまくいかなかったこと、あとで相談させてください」と投げかけておきましょう。

新しい環境では、何かを考え直したり設定し直したりすることがあるのは当たり前です。
でも、その相談を先延ばしにしてしまうと、いつの間にか関係に溝ができてしまいます。

「どうにかしなくてはと思っています」と伝えるだけでも、そのあとの関係が変わってきます。
すぐに伝えておくことを忘れないでくださいね。

新しい一年が楽しく始まるように応援しています。
さあ。
大きく息を吸ってーーーーーーーーーーー。

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