保育士の【傷だらけ物語】

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子どもの成長に寄り添い、その命を日々守っている保育士。
安全に関しては、絶対に気が抜けず神経をすり減らす毎日です。
しかし、自分のことになると結構抜けてたりします。

あー、正しく言い直すと私は相当抜けた保育士です(^0^)
そんな話におつきあいください。

 

前を見て歩くのは?

年長の子たちと楽しく散歩。
歩き疲れてくると、前の子と間隔が開いてしまったり、おしゃべりしすぎて前をみていなかったりと保育士もつい注意が多くなります。
その日もそんな時でした。

「みんなちゃんと前みてー。ほら間開いてるよ。〇〇くん足元もちゃんと見ないと」
公園に向かう遊歩道は木の根っこや石が土から飛び出してデコボコしていました。

そんな時。
「下見ないところ・・・アァァーーーー」
ドサッ!!!!!
・・・・・・・・・
「おいっ!みんなまて!先生が転んだぞ」

なんと子どもに注意しながら私が転倒。
しかも大きく尖った石の上に膝をついてしまっていました。

伝言ゲームのように前を行く保育士に伝えてもらいます。
(日頃のゲームがこんなところで役立つとは!)
クラス全員に囲まれる私。
おそるおそるジャージをめくると溢れ出す、血。
子どもたちは皆息をのんでいました。

持っていた救急キットで応急手当をして散歩続行。
痛みと出血に耐えながら遊び、なんとか帰園しました。
看護師に診てもらうと、ギリギリ病院は行かなくても大丈夫かなというほどの傷でした。

次の日には隣のクラスの保護者にまで噂が広がって心配してもらいました。
(子どもの噂の力もすごいんですね)

それからその道を通るたびに
「おい!先生が転んだところだぞー!みんな気をつけろー」と子ども同士で叫びあっていました。
とほほ。
みなさん。足元注意ですよ。

 

コントロールは?

子どもとキャッチボール。
なかなかボールが飛ばせない子とゆるーく楽しんでいました。

それをみていたSくん、「ダメだなー。貸してみろ」
というが早いかボールを持って、私に向かってふりかぶりました。

バシッ!!

なんと私の目を直撃。
あまりの痛さにしゃがみ込む私。

慌てて他の保育士と変わり事務室へ。
目が開けられず、そのまま病院へ。
角膜に傷が付いていました。
とほほ。
反射神経の鈍さに泣きました。
みなさん急な豪速球に注意ですよ。

 

もう書ききれません

こうやって思い返すと、どんどん痛かったことがよみがえります。

乳児クラスではよく足の小指をテーブルの足にぶつけました。
赤ちゃんにメガネを掴まれ投げ捨てられました。
ピアノのふたを急に閉められました。
座って遊んでいた子が急に立ち上がりアゴの下から頭突きをされました。
三輪車には足を轢かれ、弁慶のなきどころに追突されました。
砂をかけられ目に入るのは日常茶飯事。
履こうと思った靴の後ろを踏まれていて、ツンのめったこともあります。

ね?私相当マヌケなことしてますよね。
いいんです!!
子どもが無事なら。

私の失敗が反面教師になっていることを願ってやみません。
そして励ましの声をお待ちしております。(><)

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