保育士が語る勤務時間の実態


保育士は、親御さんが、朝早く預けて、夜遅くに迎えに来るイメージがありますよね、

いったい何時から何時まで働いているのかと、考えたことはありませんか?

このコンテンツでは、私立保育園や公立保育園の実働時間や残業時間、シフトなど、保育士の勤務時間と勤務体系について触れていきます。

みなさまの知りたい情報がたくさん載っておりますので、最後まで是非読んでみてください。

 

1 保育士の勤務時間について

私立保育園と公立保育園に分けて勤務時間の実態を比べてみました。

私立、公立の違いのイメージをつかんでください。

 

1-1 私立保育園の勤務時間

私立保育園の勤務時間は朝8時からよる20時のところが一般的です。

ですが、私立保育園は、運営形態が社会福祉法人もしくは一般事業会社、学校法人、NPOのように多様化しており、各保育園により教育方針、保育環境が違います。

よって、延長保育が整備されている保育園、また24時間預けることができる保育園も多々あります。

また、親御さんのニーズに応えようと、サービスに特色を出している保育園が増えてきています。

例えば、「食育」をテーマに教育をしている保育園では、毎日の給食を、おいしく、楽しみながら食べることを丁寧に教育しています。

給食をおいしく、楽しむには、安全な材料で愛情を込めて調理することが大事です。

また、楽しい給食の時間にするためには、子ども自らが準備をし、おしゃべりをしながら、かつ、食事の取り方を覚えることが必要です。

結果的に、食べることに興味が湧けば、給食が楽しくなります。

他には「宗教」、「自然保育」をテーマに教育をしている保育園があります。

宗教をテーマにしている保育園は、信仰が目的ではなく、宗教的なイベントを通して、感謝する心・人に優しくすること・ルールを守ることを教えています。

自然保育をテーマにしている保育園は、どろんこ遊び・リズム運動・無添加の食物・木造校舎など、自然との触れ合いを多く設け、自然や規律の大切さを教えています。

 

1-2 公立保育園の勤務時間

公立保育園の勤務時間は、私立保育園同様、8時から20時くらいまでが目安です。

公立保育園は、勤務時間については管理がきちんとしているので、緊急を要する場合以外、基本的にサービス残業などありません。

また、公立保育園の保育士は、公務員になりますので、待遇は地方公務員となります。

有給などの福利厚生もしっかりしており、長期的に保育士を続けていくのであれば、一度は公務員試験にチャレンジするのも良いかと思います。

 

2 保育士の実働時間と勤務体系について

厚生労働省が公表している残業時間と保育士が語る残業時間の違いに注目してください。

 

2-1 運営主体別 保育士正規職員の実働時間

保育士の実働時間は、私立保育園・公立保育園の両方の平均で、週40時間~50時間未満が全体の61.0%を占めています。

1日に換算すると、8時間~10時間です。

下の図表を見ての通り、公立保育園より私立保育園の方が、実働時間が長いことがわかります。

ただし、実働時間の定義には注意が必要です!

子供を預かっている時間=保育士の勤務時間

運動会やイベントの準備時間=勤務時間外

とみなされてしまうことも多々あります。

正規職員の実働時間

※全国保育協議会のデータになります

 

実際には、保育士は、持ち帰って自宅で仕事する人が多いです。

自宅に持ち帰り、子供がいない時に準備する仕事が大量にあり、

例えば、運動会や発表会の準備や、保育園だよりの作成、保育計画書(どのような保育をするか、その目的はなにか、時間の流れなどを細かく書く)があります。

もちろん、全て自宅でというわけではありませんが、保育園では終わりきらない為、自宅に持ち帰ることが頻繁にあります。

もちろん自宅で作業していることなので、残業代は出ません。

ですから、実際の拘束時間は実働時間より多くなることが一般的です。

 

2-2 残業時間

保育士の平均残業時間は私立保育園・公立保育園の両方平均で、1ヶ月4時間です。

(平成26年厚生労働省 賃金構造基本調査より)

「少ない」と感じた方は多いのではないでしょうか。

しかし、実態としては、現役の保育士にヒヤリングすると、1ヶ月の残業時間はサービス残業を含めると、40時間~60時間は、当たり前です。

これは、保育士は持ち帰って仕事する人が多いからです。

この差の原因は、保育園の収入です。

つまり、保育園が支払える残業代が足りないのです!

保育園の収入は、

① 利用者からの保育料

② 国からの補助金・負担金

③ 自治体からの補助金・負担金

となっております。

②、③については「文部科学省」が決めているため、保育園の収入に限界があるのです

 

2-3 保育士のシフト

一般的な保育士のシフトは、

早番 7時~15時

中番 9時~17時

遅番 10時半~子供が帰るまで

となっております。

ちなみに、正社員の担任保育士はクラスの活動に合わせて出勤しますので、

8時半頃に出社し、17時過ぎに退社するのが一般的なので、中番が多いです。

パートや派遣で担任保育士をしている人は、8時半~16時半という固定シフトで働いている人が沢山います。

また、私立保育園の最近の傾向として、

親御さんのニーズを取り入れるために、延長保育を取り入れている保育園が増えてきており、遅番は19時以降まで預かる保育園が増えてきております。

そのような保育園は、シフトを延長保育に合わせて設定しており、延長保育の時間に社員だけでは運営ができないため、多くのパートや派遣を配置している保育園が多いです。

更に、夜間保育を行っている保育園は、一般的な保育園の終了時間とは全く違い、

夜22時ごろまで預かってくれるような保育園や、深夜から朝方まで預かってくれるような保育園もあります。

最近多くなっているのは21時までの保育園です。

社会的ニーズから夜間保育園が増加しており、

このような夜間保育や早朝保育を行なっている保育園は、人員の確保が難しいのが現状で、派遣やパートの時給が日勤に比べ3割~5割高になっています。

一般的には1,000円くらいですので、1,300円~1,500円になります。

 

2-4 土曜出勤

正社員の保育士の土曜出勤は、ローテーションになっているのが一般的です。

土曜保育を希望する親御さんの為や、運動会を始めとする行事が土曜日に行われることが多く、必然的に出社しなければならない時があります。

その際は、平日に代休がもらえることが大半です。

保育園側の事情としては、土曜保育は実施したくないのが本音です。 例えば、実際に預かる子供の人数が2~3人の場合、運営費が厳しいです。

保育園の収入の大半が、各自治体からの補助金で賄われているのですが、

実態として、土曜保育の補助金は支払われていないことが多いのです。

自治体によっては、土曜保育を実施する保育園を指定して、その保育園には 通常とは別途、補助金を出している場合もあるようです。

土曜保育を希望する場合には、早めに各自治体、各保育園に問い合わせてみるのが、おすすめです。

また、厚生労働省の取り決めで、

預かる子供が2~3人しかいなくても、

保育士 2名

調理士 1名

主任保育士または園長 1名

計4人が出勤する必要があり、この問題も土曜保育を難しくしている要因になっております。

 

まとめ

保育士の1日の勤務時間は、公表では11時間~12時間、本当の実働時間では13時間~15時間以上です。

その差は1ヶ月に換算すると40時間~60時間以上になります。

実際には、かなり多い仕事量であり、仕事が終わる頃にはグッタリです。休日も完全に仕事から解放されないことは、よくあることです。

しかも、園長や主任保育士は、「大丈夫、みんな通ってきた道だから」と、言います。

ですが、実際に自分に出来る仕事かどうか、実習に行った際や、知り合いの保育士、各保育園に、詳細部分をヒヤリングすることをおすすめします。

勿論、すばらしい仕事ですし、保育士業務を否定している訳ではありません。

 

ただ、各保育園により、勤務時間の実態は大きく違いますので、注意してください。

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