1年生になるために


今回は、年長の担任の先生にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

1月になるといよいよ「卒園」という言葉が聞かれるようになってきますね。
保育士は「卒園式」を成功させることを目標に頑張っていることと思います。

でも、今日はその一歩先。
「一年生」について考えてみませんか?

 

座って話が聴けるかな?

園の保育方針によって様々だとは思いますが、椅子に座ってお話しを聴く時間を毎日持っていますか?

できれば、毎日同じ時間同じ席で聴くのがいいと思います。

私が担任の時は、毎朝「朝の会」のようにしていました。
出席を取り、係を確認し(お当番)、今日一日の活動を確認します。
その中で何人か発表できる場を作ったり(昨日家でした遊びや、休日出かけた話など)、大切な連絡事項も伝えたりしました。

 

ここでねらいとしていたのは

  • 自分で会が始まることに気が付いて席に着く
  • 座った状態で一定の時間話が聞ける
  • みんなの前で簡単な話ができる
  • 保育士が話す内容を理解して1日の行動をする

ということです。

更に、話をしている人に体を向けることを繰り返し伝えていきます。
「みんなの目は顔の前についてるから、話を聞く時は体ごと向けて話している人の目を見るんだよ」
ということですね。

 

小学校では、席について授業を受けます。
それを見据えてのことです。

 

食事の時間を意識させる

大体30分を目安にして、食べ終わる時間を子供達に示します。

「今日のごちそうさまは○時○分です。長いはりが4のところでごちそうさましようね」
もちろんそれを過ぎてもいいのですが、ここで大切なのはダラダラと食べないことです。
「あ、もうすぐ針がごちそうさまのところになる」と自分で意識して食べるスピードを速めてもらっていました。

保育園よりも、もっと時間で行動している小学校で困らないためです。

 

保護者へのアドバイス

保護者にしかできないことも多々あります。
保護者会で伝えたり、個別に話したりしていきました。

一人で道路を安全に歩けるかな?

信号の見方、道の歩き方、車や自転車への注意の向け方。
保護者が付き添いながら、出来ているのかの確認が必要です。
車で出かけることの多い子供達は、特に苦手かもしれません。

身の回りの事が自分でできるかな

保育園児は心配いらない事が多いのですが、朝夕の支度など親がやってしまっている子には、自分でやるように働きかけましょう。

名前が読めてかけるかな?

字は小学校で習うものですが、自分の名前だけは入学前に読めて書けるようにしておきましょう。
園でやる場合もあるでしょうが、本来は家庭で行います。
これは、自分の持ち物がわかるためにも必要な事です。

挨拶ができるかな

新しい環境に飛び込んでいく子供達。
全ての始まりは「挨拶」だと思います。

家庭の中でも「おはよう」「ありがとう」などの挨拶をするようにしましょう。

体の不調が言えるかな

「お腹が痛い」「気持ち悪い」「怪我をした」などははっきり言えるかが大切です。
合わせて「トイレに行きたい」とはっきり言えるようにしましょう。

誰かが察してくれるということは、大勢の子供の中では難しい場合があります。

伝言ができるかな

小学校では親が先生と会話して連絡をすることはありません。
お便り、連絡ノート、そして子供からの「伝言」です。
園でも連絡事項を子供から言うような工夫をしてみましょう。

家庭でも「お父さんに伝えて」など、できる事があるかもしれませんね。

虫歯はないかな

入学前に虫歯がないかのチェックもしておくといいかもしれません。
学校はなかなか休む事ができないので、入学前に直しておきましょう。

 

笑顔で一年生になろう

一つずつ見ていくと、なんだか不安になってしまう感じがしますね。

ネットで「小学校入学のしおり」と検索してみてください。
たくさんの情報が手に入ります。

もし近隣のものがなければ、園長を通して小学校に問い合わせてもいいかもしれません。

ここで注目するのは「入学までにしておいて欲しい事」という項目です。
それを参考に、卒園までの日々を有意義に過ごしてください。

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