私、気付いたら【潜在保育士】でした


ある日夕飯を食べていると、テレビのニュースから「多くの潜在保育士の力が必要です」という声が聞こえてきました。
「ふーん潜在保育士なんているんだー」と焼き魚を口に入れたところで家族の視線に気がつきます。

「あ?あれ?私のこと?」
潜在保育士が、資格を持っていながら保育の現場で働いていない人を指し、まさに自分がそれであったことにようやく気がついた瞬間であります。
焼き魚は少し焦げていて、苦味が広がりました。

まさかの肩書き

潜在保育士なんて言われてもピンとこないのが現実です。
別に逃げても隠れてもいないのですが、保育業界から見ると私たちは、潜んでいる存在なのですかね。

保育園を退職してから、自分を名乗る時に戸惑いを覚えた記憶が蘇ります。
私は「保育士」であるが保育園で働いていない以上「保育士」ではないのか?

今ここに新たなる肩書きをいただきました。
「潜在保育士の△△○○です」
(なんだか複雑な気分)

 

みんなやめた理由がある

保育園をやめたのにはそれぞれ理由があるはずです。

・病気による体調不良(私はこれ)
・人間関係が原因の体調不良
・保育の仕事がそもそも合わない
・結婚退職
・夫の転勤などの家庭の事情
・子育て専念のため
・もっと自分に合う仕事と出会った
・仕事内容と賃金に差があり生活できなかった
・もっといい職場を求めて転職・求職中

どの理由もさらに色々な背景があり、奥が深いはずです。

 

戻りたい、だけど・・・

私も含めて保育の現場に戻りたいと思っている人はたくさんいます。
でも「戻れない」と思っている人も、同じくらいいます。
なぜ戻れないと思うのか。

・まだ病気が治ったとはっきり言えない
・保育から離れている間に年齢を重ねてしまい機敏に動けるかわからない
・保育の新しい知識がない
・人間関係が不安
・若い保育士にこき使われたくない
・どこを探しても給料が安い
・働きたいが子供がまだ小さい

当たり前ですが、心のなかで考えているときは、非常に自分よりでわがままな考えです。
自分に自信がないと恐れる一方で、若い子に指図なんかされたくないわ!
というプライドも捨てきれないのです。
この矛盾が、一歩踏み出す勇気を阻害するのかもしれません。

 

自分を見つめてみよう

「保育士が足りないから」ではなくて、「自分が今保育をしたいのか」が重要なポイントだと思います。

保育士辞めたのもったいないわねーと何度言われようと、無理な時は無理なのです。
逆に、もう復帰は無理じゃない?と言われても、やりたかったらやれるのです。

自分の中に「保育の仕事をやりたい」という気持ちが1mmでもあったら
さあ、行動しましょう。

 

現状を変えていくために

・病気でやめた人は、医者と自分の身体と相談しましょう。無理は絶対ダメです。

・人間関係でつまずいた人は、大丈夫。
あなたが戻るのは「あの」職場ではないはずです。
もしもまた同じことになったらという不安は、誰かにぶちまけて預けてしまいましょう。
ダメなら、またお休みしたっていいんです。サボっているのではないんです。
誰も責めませんよ。

・保育という仕事が合わなかった人。
それでもやりたいと思うなら、ボランティア等で子どもと関わって見ては?
前とは違う自分がいるかも。

・結婚退職や子育てでブランクがある人。保育雑誌や子育て雑誌を読んで見ましょう。
最近の保育の傾向がわかることが復帰への手助けになるかも。
もちろんこのサイトもオススメです(^0^)

・給料の問題でなかなか踏み切れない人。
これはもう探すしかありません。
このサイトのように広く情報を持つ場所にどんどん頼りましょう。
その時、どこで妥協するのかもよーく考えて見ましょう。

 

昨日と違うことを一つしてみる。
明日は二つしてみる。
そんな小さな一歩が保育士復帰につながるはずです。

そして忘れないでください。
世間が「潜在保育士出ておいで」というから出ていくのではありません。
あなたの中の「保育がしたい」という気持ちに正直に動く、それだけのことです。

さあ、あなたは何から始めますか?

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