新入園児面接・健康診断を生かそう


3月までの日程に「新入園児」の面談や健康診断は入っていますか?

大きな園だと大勢の新入園児が入ってくるために、大掛かりになることもあると思います。
私も毎年大掛かりにやってきました。

なんとなく過ぎてしまうものかもしれませんが、実はとても大切な日なのです。

 

今しか聞けない事がある

面接では家庭の事情も伺います。
特に一人親の場合、家庭の事情を聞かなければなりません。

例えば一般的に、
シングルマザーの人に
「離婚? 未婚?
「なんで別れたのー?」
なんて聞くと大変失礼な感じがしますよね?

でも「新入園児面接」ではここを掘り下げたいのです。

シングルである経緯を聞くのはその親を取り巻く環境を理解するためです。
DVから逃げて怯えて暮らしているのかもしれない。
離婚はしたものの良好な関係でいるかもしれない。
養育費もなく暮らしが困窮しているかもしれない。

大切なのは相手の状況を「憶測」しない事です。
なので、失礼のないように気をつけながら、でもはっきりと聞いていきます。

言いたくない場合もあるでしょう。
そういう場合は無理に聞かなくても大丈夫ですが、最低でも「別れた方の親が迎えにくる可能性はあるか」だけは確認しておきましょう。

「勝手に連れ去られてしまう」こともありますし、仲が良くて「今日は父親が迎えにいきます」などと言われる時だってあります。

 

聞きづらいことほど、最初に掘り下げて聞いておきましょう。

 

子供の特徴を感じよう

人数が多い場合、待ち時間ができるため、親と子が一緒に待てる場所を作ったりしますよね。
そこについた保育士は、親子の関わりや、子供の様子を注意深く見ます。

措置をされる時に「身体の障害あり」などと通知されている場合は良いのですが、入園後に気がつくこともあります。

まずは身体的な特徴がないかに注目しましょう。
歩き方から股関節の病気が疑われたりすることもあります。
年齢的に見て明らかに転ぶ回数が多いなどの場合もあります。

また、精神的な発達の遅れなども感じ取れる場合があるかと思います。

私のいた園では、そのような場合小さなメモにして園長に渡します。
園長はそれを見て、園長面接の時に対処します。

この時気をつける事は、
「どこか悪いんですか?」
などと保育士が口にしないことです。
身体的・精神的、どちらの場合も非常にデリケートな話になりますし、医師でない私たちが勝手に診断するような行為も許されません。

あくまで、【入園にあたりこれから配慮していく状況を把握するためのもの】ですから、必ず園長など上の立場の人の判断で話をするようにしましょう。

私たちは「何か引っかかるな」という直感を、園長に伝えるのみです。

 

持ち物説明は見本が大事

この時に用意してもらう持ち物を説明しますよね。

全て見本を用意しましょう。
最初にしっかりとしたものを見てもらえば、
「あーちょっと違うんだよな」
ということも減ると思います。

私は引き出しの中に入れてもらう見本に、いつも整理整頓が上手なお母さんの引き出しを借りて見本に出していました。
もちろん許可をいただいてです。

書面での説明も大切ですが、百聞は一見に如かずですね。

 

何より笑顔で

新入園児も保護者も緊張してしまう日になります。
保育園、楽しいところだよーと伝えられるように、笑顔で望みましょうね。

忙しくなると、ついつい表情に出てしまいがちです。
ヒソヒソ話もNGですね。

 

4月からよりよい保育ができるように頑張ってくださいね。

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