保育園にかぎらず会社でもPTAでも必ず会議を持ち
様々な物事を進めていくのはよくあることだと思います。
その中でも保育園の会議で私が経験した大奥のような
保育園派閥争い職員会議の悲惨な体験をお話しします。
以前勤めていた保育園はとにかく、、、とにかく会議が多い保育園でした。
全体職員会議にクラス会議、乳児、幼児会議に行事会議、
あげくの果てには打ち合わせ前の事前会議?のような口裏合わせ会議のような会議もあり、
保育園全体で会議の無い日はないぐらい会議の数。
時間帯も職員会議は夜。
後は午睡中に子どもが帰った後の夕方とか、、、
どれだけ話し合うんだというぐらいの回数。
ここまで会議しなくても普段のコミュニケーションで十分済ませる内容もあるとは思うのですが、
就職した時に園長から会議をすると事で
レジメを作って議事録を取るのでそこで職員たちの意見を反映させていけるし、
きちんと顔を見ながら意見を交わす事で
1人の意見ばかりが採用されないようにする為だと説明されました。
でも実際は会議で発言権のあるのは経験年数の長い先生ばかりで、
新人や経験年数の浅い保育士はほとんどその場に居るだけ。
行事を決める会議も皆の前でベテラン保育士が、
[○○先生はこの行事、経験の為にやってみたら?]
と大変な行事の担当を振ってきたりして、とても断れる雰囲気でなく、、
仕方がなく大変な行事は発言権の無い新人ばかりに回ってくるという始末。
しかし、このお局様的なベテラン保育士の
敵対するベテラン保育士がいて、
この保育士に好かれると、
[○○先生は今、クラスが大変な時だから少しクラスに集中した方がいいと思います!]
と助け舟を出してくれる事もあり、
会議の雰囲気がお局様vs敵対お局様といった感じでした。
会議の座る位置も、どちらに従うかのようにお局様を筆頭に右!
そしてその列に向かい合うように敵対お局様がズラリ。
この雰囲気は今思い出しただけでも鳥肌が立つほどです。
保育の会議のはずなのに全然違う議題を出して時間を長引かせ、
誰かが泣くまで帰れなかったことも何度もありました。
連絡版の字が汚いとか、エプロンがシワくちゃとか、
職員会議の皆の前で話し合う内容ではない事もたくさん。
夜の職員会議に出たくなくてわざと遅番を申し出て、
お迎えの保護者と長く世間話していた事もありました。
そこまでして会議する意味あるのかなあと。
職員会議が夜10時すぎまで長引く事もザラでした。
なので次の日の早番の保育士が、
このまま保育園に泊まった方が楽だわ~なんてよく言ってました。
会議を、報告だけにして討論会にしなければ長く引く事はないのでしょうが、
お局様とその敵対お局さまの討論が始まってしまうと、
まるで朝まで生テレビ状態。
保育には正解がありません。
そんな答えが出ない議題に夜遅くまで議論する意味が
わからないと辞めていく職員も多く、
結果的にそんな私も会議のあり方に疑問を持ち、
またそんな会議を改善しようとしない園の方針に嫌気がさして退職しました。
今でも会議が完全にトラウマになってしまい、
何の会議だろうと逃げ腰になっている自分がいます。
今勤めている保育園の会議は全然そんな雰囲気ではなく、
笑いも出るアットホームな和気あいあいとした会議の進め方なので、
園によってこんなにも職員会議が違うのかと驚いています。
私が昔いた保育園での職員会議の経験談でした。