今回は私が「後悔」している話です。
内容は全然重くありませんので、安心してください。
でも、皆さんにお伝えしたい事です。
退職後の後悔…断捨離しすぎ
私は約24年保育士として勤めて退職をしました。
退職と同時に引っ越しもしたので、その時にたくさんの荷物を整理しました。
合言葉は「断捨離」でした。
出てくる出てくる、たくさんの保育関連の物。
その時は退職したショックが大きくて(不本意な部分があったので)「もう二度と保育士になんかならない」という勢いで物を捨ててしまいました。
まずは保育の書籍。もう勉強なんかしないと思い処分。
これは本当に必要ならばまた買えるので問題なしです。
続いては子供からもらった絵など。これはものすごい量があったので厳選して処分。
しかし今は全部取っておけばよかったかな…と少し後悔。
でも誰がくれたのか名前がないのもあったので、もらった時に書いておくべきだったと反省。
年間計画の書類。これは全部捨ててしまいました。
もう二度と必要ないと思ったからです。
確かに使いませんが、自分の保育の一つの形だったかなと後悔しています。
24年前の指導計画がどうだったのかちゃんと見ておけばよかったです。
行事関係のレジメ。これこそ大量にあったので捨てました。
でも思い入れのある年の物はいくつか残したので良しとしましょう。
楽譜。これは絶対に捨てませんでした。今でも時々眺めています。
写真。遠足や運動会など大量に保存していましたが、整理をしておらずそのままです。
ちゃんとアルバムに整理しておけばよかったなと思っています。
ノート。毎年使っていたものですが、すでにないものもあり結局処分しました。
園児の名前が入った書類。シュレッダーで処分しましたが、何年に誰を見ていたかを整理して取っておけばよかった…と後悔しています。
長く勤めていると、いつ誰を担任していたかがわからなくなってしまいます。
頭の中に思い出はたくさんあるのに、長く勤めているとごちゃごちゃになってしまうものです。
できる事なら、写真と名簿くらいはセットで保存しておくべきでした。
卒園関係のアルバム。これは絶対捨てません。今でも見返しています。
こうしてまとめて書いてみて改めてわかったことは、「卒園」させた年長児の思い出は整理されているけれど、それ以外のクラスの物は、何が何だかわからなくなってしまいがちという事です。
そして保育士をやめた今は全て「いらないもの」ですが、自分を振り返るためには「必要なもの」だということです。
捨ててしまったもの達はもう二度と帰ってはきませんからね…。
皆さんは日々の保育関係のものどうやって保管していますか?
全てはいらないけれど、整理して必要なものを見極めておくことをお勧めします。
巨大な倉庫があればいいですが、普通の家では置いておく場所も多くはないはずなので、コンパクトにまとめておきましょうね。
今回は今は役に立たないけれど、あなたがいつか保育の世界を卒業する時にきっと役立つお話でした。
余談ですが、絶対捨てなかったものの中に「エプロン」がありました。
私の中の「保育士の象徴」だったのかもしれません。
子供達がたくさん抱きついてきてくれた「エプロン」はこれからもずっと取っておきます。
さて、あなたの大切なものはなんでしょうか?