新人保育士さんへの指導方法と先輩保育士さんとの付き合い方

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新年度が始まりました。
卒園や進級の別れを惜しむ間もなく、初めてお母さんと離れて大泣きする子どもたちを相手に奮闘する毎日を過ごしているのではないでしょうか。

しばらくは、園内に泣き声が響く日が続きますね。
さて、そんな中、新卒の保育士さんが入ってきたり、異動や体制が変わって、大人も新たな人間関係に戸惑いやコミュニケーションの難しさを感じる時期です。

今回はどのように言うと、より相手に伝わるか考えていきたいと思います。
また、同じ場面で新人保育士さんはどのように対応すると良いのかも併せて考えていきましょう。

 

1.指示は具体的に伝える

製作物や書類、掃除等、子どもと接する以外にも仕事はたくさんありますね。
初めてお願いするときには、必要な物がある場所を教えましょう。
また、必ず見本を見せましょう。

文房具類や掃除道具や洗剤など渡すのではなく、どこに何があるか教えながら、用意するところから一緒に行うと、次から指示するだけで済みます。

また、なんでも見本を見せましょう。
わかっているはず、当たり前だ、と思うことも当たり前じゃない時があります。
時間がかかっても最初に基本を教えると、後々楽になりますよ。

<新人さんへ>

〜物がある場所は始めに把握するようにしましょう。
先輩は手が離せず、「◯◯取ってきて」等と言われることが多いです。

その時になって「それはどこにありますか?」と訊くよりずっと印象が良くなります。

製作物等は出来上がりのサイズを確認しましょう。
出来れば1つ見本を作ってもらうか、無理ならば、1つ作った時点でこれで良いか確認してもらいましょう。

 

2.時間の目安を伝える

新人さんは丁寧にやろうとして時間をかけてしまう事が多いです。
最初に「◯時までに終わるように頑張って」「◯分までにやって。終わらなくても1度戻ってきて」等と目安の時間を伝えておきましょう。
いつまでも帰ってこない、ということが無くなります。

<新人さんへ>

目安の時間を確認しましょう。
今は手が足りているので他の仕事を頼まれたかもしれませんが、着替えや昼食等、戻ってきて貰いたい時間があります。

 

3.仕事の意味を伝える。

保育士さんは保育以外の仕事もたくさんあります。
しかし、それら全て子どものための仕事ですね。

この仕事をすることで子どもたちが笑顔になる、と思いながら仕事をしてもらいましょう。

<新人さんへ>

「雑用ばかりやらされる」とは思わないでください。
子どもの安全を守るために、先輩よりも新人の方が保育以外の仕事を振られる事が増えます。
しかし、どれも大切な仕事です。

雑にやるから雑用になります。
また、先輩も、気付かないところで他の仕事をしていたりしますよ!

 

4.「訊かなくてもわかるでしょ」はNGワード

絶対に言ってはいけません。
新人さんは何もわかりません。訊いて良いのかもわかりません。
勝手にやられて困るのは自分です。

「今はやめて欲しい」というタイミングで訊かれることもあるでしょう。
その時はそのように答えましょう。

「これが終わってからでいい?」
「◯◯して待ってて」と伝えるだけで与える印象は違います。

また、本当に訊かなくてもわかる事を訊かれた時は「あなたはどう思う?」と質問で返すと良いですね。

<新人さんへ>

訊いて良いのかな、とは悩まないでください。訊いて良いんです。
「わからなかったら訊いてね」と言われたのに訊いたら怒られた、という話を聞くことがありますがそれは先輩が悪いです。

直接は言えないでしょうが「私は悪くない」と心の中で思ってください。
ただ、何度も同じ事を訊かないように気をつけてください。

忘れてしまった場合は「申し訳ないですがもう一度教えてください」と訊き、わからないままにはしないようにしましょう。
訊くときに「今、良いですか?」や「時間がある時で良いのですが」と一言添えると良いですね。

 

5.メモは取る?取らない?

メモをして欲しい時はメモをするように伝え、その時間も作ってあげましょう。
資料で配布する等、話をまず聞いて欲しい時はその旨伝えましょう。

<新人さんへ>

基本的にはメモを取りましょう。殴り書きで構いません。
出来るだけ話の腰を折らないように要点をメモし、後で整理しましょう。

整理したときに疑問点が出てくると思います。
見直してわからないことは早めに訊いて、解決しましょう。

 

6.個人情報流出に気を付ける

現在は良くも悪くもネット社会です。
悪意は無くても安易な気持ちで情報を流す事があります。

最初にしっかりと保育士さんの預かっている個人情報の大切さを伝えましょう。

<新人さんへ>

愚痴や文句を言いたい事もあるでしょう。
かわいいと自慢したい事や子どもの成長についての悩みもあるでしょう。

しかし、SNSは友達ではありません。
全世界と繋がっています。忘れないでください。

 

お互いに相手の気持ちはわからないので、人間関係の悩みは尽きませんね。
しかし、今、ベテランと言われる人たちにも必ず新人の時代がありました。

先輩は新人の頃を思い出しながら、教えてあげてください。

新人さんは怖がらずになんでも聞き、なんでもやってみましょう。
やり過ぎた時には先輩が注意してくれますが、やらないとわかっているのかわかっていないのかすら、先輩には伝わりません。

これから1年間一緒に働いていく仲間です。
子どもたちにとって保育士さんは一番近い、人的な環境です。

協力して素敵な環境を作っていってくださいね。

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